□「アナザーコード」の14歳
アシュレイは黒い瞳な印象的な13歳の少女。11年前に父親のリチャードと
母親のサヨコを亡くしてから叔母のジェシカと二人暮らしだったが、14歳の
誕生日の直前に届いた小包にはこんなメッセージが。
「愛するアシュレイ、14歳の誕生日を一緒に過ごそう。
ブラッドエドワード島で君を待っている。 リチャード」
アシュレイはジェシカと共にブラッドエドワード島に向かったのだが...
***
可憐なアシュレイ(http://www.nintendo.co.jp/ds/anoj/)に惹かれて、こ
のところ稼働率が低かったDSのアドベンチャーゲーム「アナザーコード」を
買ってみました。ショートヘアーでボーイッシュなアシュレイのキャラデザ
インは見事ですね。子供から大人へ移り変わる少女の魅力を余すところなく
捕らえています(個人的にはジェシカも好きだったりしますが)。
思い起こしてみても(遠い昔の記憶ですが)、14歳は人生の華ですね。
□DSの機能ををフル活用、だけど...
「アナザーコード」は選択肢を選んでいくオーソドックスなアドベンチャー
ではなく、DSの「タッチスクリーン」「マイク」などの機能フル活用した
「触る」タイプのタイトル。ちょっとネタバレになりますが、「DSをパタン
と閉じてスタンプと押す」アイデアは秀逸で感心しました。
ブラッドエドワード島の雰囲気もよくてアシュレイといっしょに冒険を楽し
めます。
ただ「さわれる推理小説」のコピーに期待したユーザには不評のようです。
謎解きはパズル主体で推理する局面はほとんどありませんからね。私には
手ごろな長さでしたが、普通にプレイですればクリアまでは6時間くらいの
ボリュームでは4,800円の定価は高すぎるかも。
気になるのが我が家のDSの反応が鈍さ。追随が悪くて簡単な操作にえらく
手間取ってしまいました。タッチスクリーンはDSの命なので先がちょっと
心配...
※「おとゲー」2005/4/8号掲載

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