□ベールをぬがないRevolution
Xbox360、PS3、ときて、さあ任天堂のRevolution(仮称)は?
期待度MAXだったわけですが、ブースには展示されず、対応タイトルの映像
もなし...
任天堂カンファレンスで発表されたのも「プロトタイプ」(しかもコント
ローラーは公表されず)で「Revolution」というにも「仮称」のついたまま。
正式名称や発売日は「2005年内には発表」とのことで発売はまだまだ先にな
りそうですね。Xbox360、PS3と比べると周回遅れといった感じです。
「Revolution(仮称)」最大の注目は任天堂の巨大な資産、ファミコン、
スーファミ、「64」のゲームのダウンロードサービス。GCとは互換なので
「Revolutionがあれば、任天堂の据え置きゲームが全て遊べる」!
レトロゲームファンには特に嬉しいでしょうね。
ただ岩田社長が繰り返し言及している「新しい遊び」の提案はまだみえてき
ません。「2005年内」の発表待ちでしょうか?
□カギを握るスクエニ
Xbox360では何千ものモンスターを同時表示できるし、PS3にいたってはその
倍?もの性能のようです。
でもどんなにすごいゲーム機でも「ソフトがなければただの箱」なわけで
その性能を生かしきったソフトがいつでるか、特に日本市場では質の高い
RPGタイトル、さらに言いきると「ドラクエ」、「FF」を始めとするスクエ
ニの定番RPGを抱え込めるかどうかが大きなカギを握るでしょう。
マイクロソフト社も同じ考えのようで坂口博信氏の新作RPG「ロストオデッ
セイ」、「ブルードラゴン」に加えてXbox360対応「FFXI」を発表しました。
スクエニの和田社長は「(「FFXI」に加え)今後、状況を見てタイトルを増
やしていきたい」と余裕のコメント。和田社長の言うようにどの機種、端末
からも同一のコンテンツを楽しめる「コンテンツメーカー主導の時代」の到
来が近いと私も思いますし、そうあってほしいですね。。
Xbox360のスタートダッシュ次第では「ドラクエIX」をXboxでプレイなんて
話が意外に早いかもしれませんよ...
※「おとゲー」 2005/5/27号掲載

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