□「ドロップストーン」の「生誕50周年」
レイトン教授とルークがモレントリー急行で出合ったのは...「不思議の
町」で知り合ったアロマだった。彼女は物好きにもレイトンの後を追ってき
たのだった。
列車は「ドロップストーン」という田園の駅に停車。町は「生誕50周年」を
祝うお祭りでにぎわっていた...
ドロップストーンの直前の謎が「列車の入れ替え」。線路の引き込み線を利
用して上段と下段の車両を入れ替えるパズルで、セコセコ動かしてどーにか
クリア。ドロップストーンの石碑の謎「町が出来た日に赤ワインで乾杯した
次の日、町の人はどうなった?」も、いかにもウィットがきいて英国紳士好
みですね。
□ゲキムズ「バニッシュ」と「旅するナイト」
トンネルの中でレイトンたちは突然の眠りにおそわれる。目覚めた時、列車
は霧深い謎の町「フォルセンス」。この町に「悪魔の箱」の秘密がある。レ
イトンとルークがたどり着いたのは、深い愛情と哀しみの物語だった...
この町でも例のごとく多くの難問が二人を待ち受けるわけですが、ゲキムズ
なのが古典的なパズルの「バニッシュ」(隣り合う玉を飛び越しながら消し
て最後に一つだけ残す)と「旅するナイト」(チェス盤の上に配置されたナ
イトを動かし盤上の全てのマス目に移動させる)。どちらもシリーズ問題の
最初の2問くらいはなんとかなったのですが...賢さが足りてません!
最後に明かされる「悪魔の箱」とそれに関わる謎は少々強引さはあるものの
思わずホロリとさせされました。
□レイトン教授の「ハーブティー」
「悪魔の箱」では、謎解き以外のミニゲーム的な要素も充実。私のお気に入
りはいかにも「英国紳士」レイトン教授にふさわしい「ハーブティー」。
「こうふくのよつば」や「くろやきドラゴン」など8種類の材料を調合して
オリジナルのハーブティーを作りだして、町の人にふるまって喜んでもらえ
れば気分も爽快?です。
「大人の舌も満足させる」ビターな味わいの「ビターカラメル」とか、
「一度はまるとやめられない」万病にきく「プライベートブルー」なんか
一口味わってみたいものでございます。
「レイトン教授」も「一度はまるとやめられない」ハーブティーのような
味わいがありますね。「英国紳士」でない私たちもちょっと頭を活性化さ
せながら一時の憩いを堪能できます。第三弾の「最後の時間旅行」を楽し
みに待つことにしましょう。
※「おとゲー」2008/3/14号掲載
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