おとローグ　日々好日！

WJBLも大詰め、トヨタ、JOMO、富士通の3チームががプレイオフ進出を
決めていますが、「最後の椅子」を巡る戦いから目を離せない。

昨日苦杯を喫したデンソーに対してJALのエース岩村が今日の試合は
30得点、6本の3ポイントを決める大活躍で辛くも勝利、望みをつなぎ
ました。


1/31（残り2試合）時点での順位をみてみると．．．
　4位　シャンソン　 12勝14敗
　5位　JAL 11勝15敗
　6位　デンソー 10勝16敗


一見シャンソンが有利のようですが、最終節の相手は、3位の富士通。
JALは三菱電機（8位）、デンソーはアイシン（7位）とややくみしやすい
相手。


例年なら文句なしでシャンソンの応援ですが、今期に限ってはJALに
がんばってほしい。

結果は次週、レギュラーシーズン最終節の勝敗如何ですが：


　・シャンソンが富士通に連勝すれば文句なしの4位。

　・シャンソンが1勝1敗でJALが2勝して両チーム13勝15敗となった場合
　　は、両チーム対戦（2勝2敗）時のゴールアベレージでシャンソンの勝ち。

従って、シャンソンの連敗、JALの連勝という厳しい条件のクリアが
必要になりますね。


では、3チームとも　12勝16敗　の同率で終わった場合はどうなるか？
　シャンソン　−　デンソー　は2勝2敗でゴールアベレージでデンソー
　シャンソン　−　JAL 　　は2勝2敗でゴールアベレージでシャンソン
　JAL 　　　−　デンソー　はJALの3勝1敗でJAL

ゴールアベレージより当該チーム間での勝敗が優先される規定のようなので
ちょっと微妙ですがJALのプレイオフ進出のように思えます。


いずれにしてもJALは連勝するしかない。

Go ラビッツ！

□女子ヒロインはの「スーパーJK」
　「ペルソナ３ポータブル（P3P）」は主人公の性別を選べるわけですが、こ
　こは当然「ウギャー」と叫ぶぐらいキュートな女子ヒロインを選択。オリジ
　ナルの「ペルソナ３」の女性キャラは皆「ハイレベル」ですが、この女子ヒ
　ロイン、モアベターなのでございます！

　しかも「かわいい顔してババンバン」（すみません意味不明ですね）。性格
　がイマドキというかハジケてる、というか男子ヒーローが「無口で影のある
　謎の転校生」だったのに対して、「元気溌剌」で周囲に突っ込みまくり。

　その上、試験を受ければ「学年1位」、スポーツもできりゃ、料理も裁縫も
　上手。まことに「スーパーJK」なのでした。


□「クラスメート」と「図書委員」
　クラスメートとのつきあいも女子ならでは。男子ヒーローだとつい緊張して
　しまう元気印の岳羽ゆかりともスンナリ仲良しに。学校帰りに美少女二人が
　お茶してるなんてのも絵になりますなぁ。

　女子ヒロインを選ぶと男子の場合とキャラが何人か入れ替わります。男子編
　の「インターネットで知り合うY子」に代わって登場するのが清楚な図書委員、
　長谷川沙織。沙織は休学していたため同級生なのに2歳年上で周囲からちょ
　っと浮いた存在。
　
　いつも受身で頼まれたらいやとはいえない損な性格の彼女は誤解されかな
　り辛い立場。そんな沙織が女子ヒロインと知り合って変わっていく様子は
　学園ドラマそのもの。思わず「沙織ガンバ！」と言いたくなりました。


□夏合宿は「八十稲羽」
　女子ヒロインは残念ながら文化部には入れません。個人的には吹奏楽が美術
　部に入れたかったのに．．．しゃーないのでスポコン路線でいきましょう。
　テニス部で「エースをねらえ」もよかったのですがバレー部で「アタック
　No.1」を目指すことに（例えが古くてすみません）。

　バレー部では長身（たぶん）長髪のスポコン娘、岩崎理緒が歓迎してくれる
　のですが、理緒のスパルタ練習に周りがついていけず、ついに女子ヒロイン
　と一時は二人だけで練習するはめに。あまりのけなげさに涙がホロリ。

　仲間となんとか和解して夏には楽しい合宿へ。しかも合宿先はあの「ペルソ
　ナ４」の舞台「八十稲羽」。とくれば宿泊先は「天城屋」旅館。出迎えに
　来てくれるのは中学時代の天城雪子！ウーム、中学生でこの美貌。たまりま
　せんなぁ。


□「好漢」荒垣真次郎
　女子ヒロインを選ぶと男子キャラとはホンワカした交友を楽しめるのですが
　私の目線は当然男子に辛いです。かわいい女子ヒロインをそんじょそこらの
　野郎にくれてやるものか！と急に父親目線になったりして．．．

　そんな私でも「こいつなら許せる」と思ったのが、一見強面で無愛想な少年、
　荒垣真次郎。荒垣とつきあってみると不器用なだけで優しいのがよくわかり
　ます。料理も驚くほどの腕前で照れながら女子ヒロインたちに料理をつくっ
　てくれる姿には惚れますよ。まさに「好漢」。

　荒垣はあるイベント以降登場しないようでいっしょにクリスマスをすごせな
　いのが残念です。

　※追記　荒垣真次郎にはコミュMAXになった後に隠し要素があることが判明。
　　　　　今更戻れないし、不覚でございます．．．

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（100時間ツアーは続く）


　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※「おとゲー」2010/1/22号掲載



■関連記事
　「ペルソナ３ポータブル」の「新鮮」

□「ペルソナ３」の「ポップ」
　アトラスの看板シリーズとしての伝統の殻を破りダイナミックな革新をとげ
　た「ペルソナ３」（PS2)。その「革新」を一言で表すと「ポップ」になるで
　しょうか？

　・「キャラデザイン」のポップ
　　「悪魔絵師」金子一馬氏の精緻でハードな「絵柄」を一新。「明るくて、
　　キュート」な副島成記氏のキャラクターデザインが「ポップ」。
　・「戦闘システム」のポップ
　　「悪魔との交渉」が特色の従来の戦闘システムから、よりスピーディー
　　でノリのよい戦闘システムが「ポップ」。
　・「BGM」のポップ
　　ボーカルの入ったウキウキ気分満載？のBGMが「ポップ」


□「コミュ」の「斬新」
　３つの「ポップ」に加えて「ペルソナ３」で「斬新」だったのが「コミュ」。

　「コミュ」は主人公をとりまくクラスメート、神社でみかける女の子から
　TV通販「時価ネットたなか」の社長まで幅広い仲間たちとの交流を深めてい
　くサブストーリー。個々のお話も秀逸なのですが、「コミュ」のレベルがあ
　がると主人公の「ペルソナ」を生み出す際のボーナスが大幅にアップすると
　いう要素がすばらしく「斬新」。

　数ある「コミュ」の中では「長鳴神社」で出会う「余命いくばくもない青年」
　の物語にはジンときてしまいました。

　「ポップ」と「斬新」にすっかりはまりまくって「ペルソナ３」本編に続い
　て完全版？の「ペルソナ３FES」、続編の「ペルソナ４」にそれぞれ100時間
　以上も費やして幸せな時を過ごしてしまいました。


□「ペルソナ３ポータブル」の「新鮮」
　そんな「ペルソナ３」のPSP版「ポータブル」が販売されるということでさ
　すがに今さら感をいただきつつも性懲りもなく購入。

　なにせ
　・携帯が「新鮮」
　　「３」以降の過去のシリーズはすべてPS2版。膨大な時間が必要なこのシリ
　　ーズが携帯機でできるだけでも「新鮮」
　・女性主人公が「新鮮」
　　P3Pでは主人公が性別が選べる、それも「ウギャー」と叫ぶぐらいキュート
　　な女子。
　・女性主人公のコミュが「新鮮」
　　単に主人公の性別が変わるだけなんでいう「子供だまし」じゃなくて、彼女
　　を取り巻く「コミュ」も変化。特にあらたに加わる女子友達が「ウギャー」
　　と叫ぶくらいキュート！


　てなわけでまたも「ペルソナ３の100時間ツアー」に出発なのであります！
　でも覚悟はいるなぁ．．．


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（100時間ツアーは続く）




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※「おとゲー」2010/1/15号掲載

週刊ダイヤモンドを読んで話題のツイッターを始めてみました。

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「バスケットボール」の方ゴリがないのが寂しい．．．


ま、「おとゲー」、「おとローグ」のすき間にまったりとつぶやいて
みたいと思いますが、ハテサテ。

「最後の夏」を迎えた星秀学園野球部の3年生たち。合宿入りを前に
した休日、それぞれの胸に去来する思いは．．．

アニメ「クロスゲーム」もいよいよ終盤。第42話「それぞれの夏」
では原作コミックにないエピソードでお話をつないだ感じでしょうか？


「クロスゲーム」といえば光、青葉、東あたりにスポットがあたり
がちですが、ワキのメンバーもいい味だしてます。

光とは小学校時代からの友人、中西大気もそんな一人。ちょっと
太めてで今回も「3キロ減量」を指示されてました。

中西は休みの日に、つきあっている陸上部の中河今日子の都予選の
応援に。残念ながら4位に終わって先に「最後の夏」を終えた
今日子を「俺が甲子園に連れて行ってやるよ。」と励ます中西。

ウーム、よいですなぁ。こういう高校生活を過ごしたかった．．．


翌日、野球部のメンバーに力強く宣言する中西。

「がんばって3グラム減量します！」

WJBL後半戦、富士通レッドウェーブはホームのとどろきアリーナ
に三菱電機コアラーズと昨日の続く連戦。

富士通は立ち上がりからリズムをつかみ三菱をリード。途中もたつき
やミスがあったものの終始リードを保ち、

　富士通　81 - 63　三菱電機


富士通はこれで通算17勝6敗。この日デンソーに勝ったJOMOとともに
4位以内が確定、プレイオフ出場を決めました。


ただこの日のゲームはチームとして集中力を欠きミスも多かったのが
プレイオフに向かっては課題でしょう。

何よりも物足りなかったのがチームとしてガツガツとしたプレイの希薄さ。
オールジャパンの決勝でトヨタの久手堅や櫻田がみせたバチバチにあたり
まくり走りまくったようなところが感じられませんでした。
これではプレイオフを勝ち抜いてトヨタやJOMOに勝つなどとてもムリ。

岡里ヘッドコーチの「良かったのは立ち上がりの5分だけでしたね」
と手厳しいコメントも当然ですね。

そんな富士通の中でよかったのは4ピリに出場した有明葵衣。ドライブ
からのストップ・ジャンプシュートをきれいに決めて先発した中畑恵里
以上のアピール。もっとプレイタイムをもらってもよいのでは？


三菱電機ではルーキーの藤井香苗が16得点。ゴール下の力強さは富士通の
センター陣以上。今後の活躍が楽しみです。

もう一人三菱で期待していた関根麻衣子はわづか2得点。それ以上に
シュート数がたったの4本だったのが気がかり。松蔭大学時代に筑波大
相手にみせた鬼神のようなオフェンスをまたみたいところです。


レギュラーリーグもあとわづか。プレイオフ出場の残る1枠をめぐって
JALとシャンソンの争いはまだまだ目が離せない！


ともあれ

Go Redwave!

平成3年、長女が生まれた年に放映されたNHKの「水彩画教室」
の講師が現代日本を代表する洋画家 絹谷幸二氏。
当時は高名な画家ともしらずおなかの大きかったカミさんと毎週
楽しくみていました。

それから月日はながれ、数多くの作品を残した 絹谷氏の東京芸大
退官記念展「生命の軌跡」にカミさんといっしょに出かけてきました。

会場の東京芸大美術館に展開された50点の絵画と立体作品の数々は
どれもすさまじいパワーにあふれていて圧巻。

絹谷氏というとオレンジや黄色のカラフルな画面が思い浮かびますが
大橋賞を受賞された学生のころの作品は静謐で沈んだ「蒼」の世界
でした。その写実的な人体デッサンが見事です。


個人的に気に入ったのがヴェニスの町を赤々と太陽が照らし出す様を
描いた「潮音　ヴェネチア日の出」。太陽を浴びる町並みも生命力に
あふれているように見えました。

退官されたあとも意欲的に創作を続けられると思いますが、また
「NHK趣味講座」に出演してもらえると嬉しいですね。

女子バスケ日本一を決めるオールジャパン決勝。
連覇をめざすJOMOに対するは今シーズンリーグ戦首位のトヨタ。

序盤JOMOが先手をとるもののトヨタもバックコートの
櫻田＆久手堅を中心にガシガシあたりまくり、走りまくる。

終盤まで一進一退のガチンコバトル。
残り27秒、大神雄子が冷静にシュートを決めて

JOMO　65 - 59　トヨタ

JOMOが見事に連覇をかざりました。


トヨタのハードなディフェンスをかいくぐり25得点をあげた
大神雄子。さすがです。

でも勝敗を大きく分けたのはリバウンドの奪取。
特にオフェンスリバウンド（OR)をみてみると．．．

JOMO　18本　に対して　トヨタ　7本。
183cmのセンター諏訪が5本、165cmのガードの吉田亜沙美が6本！

当然ですが打ったシュートの半分以上は外れて相手のボールになります。
ORはその相手のチャンスを「もぎりとる」プレイ。

吉田亜沙美のORには何度も驚かされていますがアンビリーバブル
の一言です。そのORがJOMOの勝利を「もぎりとった」といっても過言で
はないでしょう。


トヨタはエースの矢野良子がわづか7点。僅差のゲームだっただけに
ここで1本入っていれば、という感じでした。

でもトヨタでは矢野以外は初めてのオールジャパンの決勝。ガチガチに
緊張したでしょうが、見ごたえのある素晴らしいゲームでした。

矢野選手もブログに書いているように、この経験を糧にして、今日味わった
悔しさをきっとリーグにぶつけてくれるでしょう。

週刊アスキー連載中の岡田斗司夫氏のコラム「ま、金ならあるし」。

岡田氏の若かりしころの武勇伝？が楽しいですが、今週（1/19号）は
「お年玉」の話。

小学生時代、ふだんは1日10円のお小遣いだった岡田氏。お年玉に5万円
もらってまいあがってほしくもない高級プラモデルを買って、しかも
作り上げた記憶も残っていないのだとか。

「あの頃の僕には、お年玉はいっぱいあった。
　でも不安はもっとあったんだ。」


岡田氏と同世代の私にはこの「不安」はよくわかります。

小学6年ときのお小遣いが月に350円。お年玉は５万まではいかなかった
ですが数万円はもらっていましたから。
そしてやっぱりお年玉をにぎりしめておもちゃ屋に走ってましたから．．．
（でも買ったのは高級プラモではなく、タミヤのミリタリーもの！）


今ではもっぱらお年玉をあげるだけですが、あのころの「不安」が
懐かしいですね。

1/3、オールジャパン3日目。WJBL4位のJALと大学1位の筑波大の対戦。

筑波ファンとしては、インカレ王者の力を発揮してほしかったのですが．．．

筑波大　56 - 79　JAL

出足、JALの強さとうまさの前に全く筑波のバスケができず前半
で大差がついてしまいました。後半は29-31とほぼ互角だっただけに
残念でした。

プレイヤーとして、そしてこの1年はキャプテンとして筑波をリード
してきた大鷹さおり（シュウ）の「学生ラストゲーム」となってしま
いました。

そんな筑波で光っていたのがキリこと宮本理沙。思いきりのよい
3ポイントと切れ味鋭いドライブでチーム最高の18得点。
今年は最上級生として服部、福士とともに筑波を引っ張って
いってくれるでしょう。

JALはあたりの強さとシュートの正確さが際立っていました。
筑波の誇るフォワード、センター陣も押し出され、よろける場面
がしばしば。まだまだWJBLと学生の差は大きい。

と、思っていたら細身？の大鷹がドライブしてJALの長南真由美
（あきらかに大鷹よりヘビー）をふっとばしたのにはビックリ。
インカレ後もウェイトトレーニングでパワーアップした感じ。

持ち前のスピード、シュート力に加えて当たり負けしないパワー
があれば次のステージでも力を発揮してくれるでしょう。


シュウ、4年間おつかれさまでした！



※新年明けましておめでとうございます。本年も何卒ご贔屓に！