おとローグ　日々好日！

WJBLのチャンピオンを決めるプレイオフファイナル。
連覇をねらうJOMOは第1戦、第2戦と連勝して早くも王手。

トヨタはこのままでは終わりたくないところでしたが．．．


　JOMO　81 - 58　トヨタ


JOMOは強かった。第1ピリオドで10点差をつけるとその後
一度も逆転されることなく、まさに「横綱相撲」。


瞬時にゴール下に切り込む吉田のドライブ、
相手のシュートチャンスをつぶす田中のディフェンス、
チャンスとみるや3ポイントを決めた林．．．

JOMOの選手はバスケットの勝敗を分ける「ここぞ！」という
ポイントを熟知してそれをしっかり積み上げて大差にして
いきました。

オールジャパンの決勝では大神の得点能力が目だちましたが
今日はどの選手もすばらしかったですね。特にトヨタの3ポイント
を封じたディフェンスが光ってました。


トヨタは初のファイナル進出、2連敗、そしてJOMOの激しい
ディフェンスとさまざまなプレッシャーがあったのでしょうが
とにかくミスが多くシュートも決まらなかった。

負けて涙する若い選手の肩をたたきいたわる矢野良子の姿が
印象的でした。
来季はこの経験を糧に打倒JOMOを果たしてほしいです。


得点王で表彰され会場に来ていたJALの岩村が大神と楽しげに
談笑しているのをみて、長かったWJBLのシーズンもこれで終わり
なんだと思いました。。

あるいは今期限りでリーグを去る選手もいるでしょう。
来季も厳しい戦いが待っているでしょう。


選手の皆さん、おつかれさまでした。しばしオフを満喫して、
来季も素晴らしいゲームをみせてください。

WJBLのチャンピオンを決めるプレイオフファイナル。
連覇をねらうJOMOは第1戦きわどいゲームをものにして優位。

トヨタはなんとかまきかえしたいところでしたが．．．


　JOMO　83 - 66　トヨタ

序盤からJOMOがリード、第3ピリオドまでで19得点差をつけた
JOMOの完勝でした。

JOMOはルーキーの間宮が17分の出場で21得点の活躍。このところもう
ひとつだった田中利佳も15得点とあたりが戻ってきました。

トヨタの矢野良子、
「私は、このままでは終わりたくないので
　明日、もう少しもがきたいと思います。」



明日はその「もがき」を見にいくので、トヨタらしいガシガシ
したバスケを是非みせてほしいですね。

WJBLのチャンピオンを決めるプレイオフファイナル。
連覇をねらうJOMOに対するのはレギュラーシーズン首位のトヨタ。

パワーとスピードを兼ね備えた両チーム。ガチガチの熱戦をみせて
くれるはず。

注目の第1戦はその期待にたがわず熱戦が展開され、


　JOMO　62 - 59　トヨタ


JOMOが辛くも逃げ切りました。11得点10リバウンドのダブルダブル
の活躍。相手にとってこんなにイヤな選手はいないでしょうね。


トヨタでは矢野良子が両チームトップの18得点。残念ながらこの日は
ファウルトラブルに苦しんだようですがトヨタの勝利には彼女の爆発
がかかせません。

土曜日の第2戦は必殺の3ポイントをスパスパしずめてほしいですね。

WJBLの誇るファイター、シャンソンの相澤優子。
36歳という年齢をまったく感じさせないその闘魂と勝負強さ。
何度も何度も心を揺さぶられたものです。


その相澤、リズにもついに旅立ちの時が．．．

そう、今シーズンで現役を引退し、来季はシャンソンのヘッドコーチ（HC)
に就任することが決まったそうです。　→　コチラ



今期、オールジャパンでベスト４に残れず、リーグ戦でもプレイオフ進出を
逃していただけに、あるいはと思っていましたが。

結果的に最後の試合となった富士通戦をみても現役としてまだまだ十二分に
いけるどころか、「シャンソンの魂」といえるようなバスケをみせてくれた
だけにちょっと複雑な心境です。何より、相澤HCは相澤選手のいないシャン
ソンを指揮しなくてはいけない。

チーム関係者はかっての女王の夢をもう一度といったところでしょうが、
今のシャンソンははっきりいって上位チーム、特にJOMO トヨタとの力の差は
歴然です。誰がコーチをしたとしても立て直しの時間が必要でしょう。


どうかファンも関係者も性急な結果を求めないでほしい。相澤HCがじっくり
シャンソンを再建していくのをいっしょに応援しましょう。


リズ、これまでずっと熱いプレイをありがとう。
立場は変わっても、「シャンソンの魂」を来季もみせてもらいますよ。

□「月光館学園」の「名物教師」
　女子ヒロインたちが通う私立「月光館学園」高校。校長の趣味なのかどうか
　わかりませんが、いずれも個性派揃い。「ペルソナ３ポータブル（P3P）」
　では、これまでは3D表現しかなかった彼らにも2Dのイラストがついていてこ
　れがまたいい味だしてます。
　
　保健・養護教諭なのに怪しげな魔術の話ばかりする江戸川、戦国時代と武将
　を熱愛し、いつも兜をかぶっている日本史の教師、小野、計算が苦手なアフ
　ロヘアーの数学教師、宮原．．．こんな先生になら毎日楽しいでしょうが、
　受験はかなり危ういかも？

　個人的なお気に入りは、化学の女性教諭、大西。メガネがよく似合う知的な
　風貌とサバサバした性格がクールです。「P3P FES」がもし出るなら大西先生
　のコミュもぜひ加えてほしいものでございます。


□「修学旅行」の「露天風呂の攻防」
　月光館学園は修学旅行隔年実施で、2・3年合同実施という設定。なので女子
　ヒロインたち2年生と美鶴たち3年生が全員集合で楽しい京都ツアーを楽しめ
　ます。完全な3Dではないものの宿泊先のホテル（旅館？）内部の再現もばっ
　ちりです。

　京都の最後の晩のお約束は「露天風呂」ハプニング。女子ヒロインなので
　男子たちを覗くのかと一瞬思いましたが、そんなハシタナイことはいたしま
　せん（当然？）。　うっかり？先に露天風呂に入っていた男子メンバーがあ
　とから入ってきた女子ヒロインたちの目をのがれて逃げ惑う、という展開は
　同じですが、そこは女子目線。「不埒な輩」を見逃さすに発見するというモ
　ードになります。ちょっと男子たちがかわいそう、と思いつつも彼らの隠れ
　ている岩のくぼみをチェックするのでした。


□順平の「恋」
　お調子もので軽いノリの同級生、伊織順平。ペルソナの能力に覚醒するまで
　は勉強ぎらいの帰宅部。仲間に加わったのもたまたまその能力を見出されて
　ちょっと面白そうだからという単純さ。

　そんな彼がポートアイランド駅前で「チドリ」の名乗る少女と出会ってから
　がぜん凛々しくなっていきます。白いゴスロリを着て意味不明なスケッチを
　している目つきの悪い少女。私ならちょっと敬遠しそうなチドリになぜか
　順平は心惹かれ、いつしか．．．このチドリ、女子ヒロインたちと敵対する
　「ストレガ」いうチームの一員だったから話はややっこしく、かつ切ない結
　末を迎えます。

　今回女子ヒロインでプレイしたせいか順平のことも彼の「恋」も以前とは違
　ってみえました。美鶴、真田、ゆかり．．．誰からみてもイケてる学内有名
　人の中で、順平はきっと自分の場所をみつけようともがいていたんだ。そん
　なハミダシものだからこそ、希望をもなく、生きることへの執着もないチド
　リを愛したのかな、そう思えました。

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　（100時間ツアーはもうちょい？続く）



　　　　　　　　　　　　　　　※「おとゲー」2010/2/5号掲載


■関連記事
「ペルソナ３ポータブル」の「新鮮」
「ペルソナ３ポータブル」の「女だらけの○○大会」

WJBLのプレイオフ、セミファイナル第3戦。「女王」JOMOに挑む
富士通レッドウェーブ。これはもう行くしかないと仕事を切り上げて
代々木第2へ向かいました。


富士通、出足ディフェンスがよくJOMOに得点を許さない。インサイド
への攻めも決まって互角の戦い。しかし大神は止められずジリジリ
点差が開く。最終ピリオド富士通は懸命の食い下がり。残り1分で
3点差まで追い上げたが．．．

　
　富士通 73 - 77 　JOMO


富士通、今シーズンの「終戦」でした。

惜しかった。実に惜しかったです。富士通はレギュラーシーズン終盤
とは見違えるように気迫あふれるプレイ。立川のスタート起用は正解
だったですね（少なくとも短期的には）。

蒲谷千恵も畑恵理子も体をはって自分の役割をきっちりはたして
くれました。

残念だったのがシュートミスの多さ。2Pがわずか37%では（JOMOは57%）
やはり勝てない。矢野良子が去った後、エースをはらなくてはいけない
名木洋子はムラがありすぎですね。


勝ったJOMO。田中利佳にあたりが来なかったためもあって大神雄子だのみ
の印象を受けました。フリースローも外しすぎで、トヨタとのファイナル
にはやや不安を残しますね。


レッドウェーブの選手・スタッフの皆さん。「王座奪還」はならなかった
けど最後に良いゲームをみせてもらって嬉しかった。長いシーズンお疲れ
さまでした。しばし休んでもらって来シーズンこそ「王座奪還」を
目指してほしい。


Go Redwave!

WJBLのプレイオフ。昨日の敗戦でもう後がないJALラビッツでしたが．．．


　JAL　　63 - 102　　トヨタ


トヨタ強い。第1ピリオドからトヨタがスパートしいきなり　27 - 4。
その後も手を緩めることなく大差で押し切りましたね。


ボックススコアをみて思わず涙が出そうになりました。
JALはベンチの選手全員が出場（トヨタも）していました。


大差がついたから当然なのかもしれませんが、JALにとっては今シーズン
最後の、チームとしてあるいは最後のゲームかもしれない。

JALの選手の皆さん、スタッフの皆さん　お疲れ様でした。
バスケファンは永くこのゲームを忘れないでしょう。


もう一試合、富士通−JOMOは．．．

　富士通 　73 - 60 　JOMO


ウォー、パフパフパフ！　富士通が見事に勝利！　
5本の3ポイントを決めた畑の攻守にわたる活躍が大きかったようです。
明後日の第3戦もいいゲームをしてほしいですね。

Go Redwave!

今日からWJBLのプレイオフが開始。注目（個人t的？）の
JALと富士通は？

　JAL　　　44 - 62　　トヨタ

トヨタのディフェンスにはばまれJALはわずか44点。エースの
岩村が5得点におさえこまれてしまいましたね。



　富士通　 59 - 68　　JOMO

富士通もJOMOの壁は破れず、スタメンPGをまかされた立川
もがんばったようですが．．．


明日はなんとか一矢報いてほしいです。


Go Rabbits! Go Redwave!

　「世の中に“よくできたゲーム”と“面白いゲーム”がある。任天堂は
　　ノウハウを蓄積して前者を作れるようになったが，それが多くの人に
　　とって面白いという保証にはならない」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（宮本茂）


　宮本茂氏の「文化庁メディア芸術祭の「功労賞受賞者シンポジウム」で
　の講演でのコメント。

　この天才と同じ時代に生き、ゲームを楽しめる幸せ．．．次のWiiの「ゼルダ」が
　待ち遠しいですね。

WJBLレギュラーシーズン最終日。プレイオフ「最後の椅子」をめぐる、
シャンソンとJALの争いは．．．


その意地にかけても勝ちたいシャンソンは、とどろきアリーナで富士通
と対戦。両チームとも気合いの入ったいいゲームで第3ピリオドが終わって
シャンソンが3点リード。

第4ピリオドも一進一退、どちらにころんでもおかしくない展開でしたが
残り3分、富士通が立川、名木の連続シュートで逃げ切り、

　シャンソン　68 - 78　 富士通

シャンソンの相澤優子の恐るべき勝負強さ。本当にアッパレな選手です。
富士通は立川の攻守にわたる活躍でかろうじてしのぎましたね。今シーズン
期待をかけられていた中畑恵里は昨日、今日とDNP。ちょっとがっかりです。

敗れて肩をおとして退場していくシャンソンの選手の姿が印象的でした。


さて、JALは？

　JAL 　　 72 - 63　 三菱電機


オメデトウ、JALラビッツ。見事にプレイオフ進出です。

かなりきわどい展開だったようですが、JALは岩村裕美、矢代直美の二人で
63点をたたきだし勝利。ずっとJALの屋台骨を背負ってきた岩村と矢代の
執念を感じますね。


2/13から始まるプイレイオフのセミファイナルの組み合わせは

　トヨタ　vs JAL
JOMO vs 富士通


トヨタとJOMOの地力が上のようにも思えますが、富士通そしてJALに悔いの
ないゲームをみせてほしい。


Go Rabbits!　 Go Redwave!