□「リーン・ベル」にヨロめいて
娘たちの受験も終わり、「封印」していた「FFXIII」をボチボチ始めようか
と思いつつパラパラとファミ通をめくっていたら...
セガの新作「End of Eternity」にふと目がとまりました。制作が「ラジアー
タストーリーズ」「ヴァルキリープロファイル」のあの「トライエース」。
世界観もシステムも素晴らしく斬新なようです。
その上、ヒロインの「リーン・ベル」が金髪の超美少女!思わずヨロめいて
しまったのでした...
□未来世界「バーゼル」
遠い未来、環境は破壊され、疲弊した人類は環境を浄化する巨大な装置
「バーゼル」の中でその生死さえ機械にゆだねる生活を送っていた...
「End of Eternity」は一言でいうと「3人組のパーティーで銃を武器にバト
ルする未来世界のRPG」。「バーゼル」は12の階層に分かれていて、各々の
階層に町やダンジョンがあるつくり。
ここまでは割と普通なんですが、各階層は無数の6角形の区画で構成されて
いて通行するためにはモンスターがおとす「エナジー・ヘキサ」をパズルの
のようにはめていかないといけない。この「エナジー・ヘキサ」が「色つき」
をあわせて22パターンもあったりして。いきなり目まいがしそうでした。
□マシンガンの「スクラッチダメージ」
どんなRPGでもプレイヤーのキャラとバトル相手のモンスターにHPがあって
自分のHPが0になればゲームオーバーだし、敵が0になれば勝利というのが
大前提。
「End of Eternity」は相手や自分のHPに対して「スクラッチダメージ」と
いう新しいコンセプトを導入。「スクラッチダメージ」はマシンガンで与え
る仮のダメージで一度与えても時間が経過すると回復してしまいます。
これを「確定」するのが「ハンドガン」の「ダイレクトダメージ」。ハンド
ガンだけだとチビチビしかダメージを与えられないけど、「マシンガンで大量
のスクラッチダメージ」→「ハンドガンで確定」の順で攻撃すると爆発的な
破壊力。攻撃が決まったときの爽快感は格別です。
□序盤で思わず泣きそうに...
なんとか複雑なバトルシステムも頭に入って初めてのダンジョンに入ったの
ですが...エネミーが強いのなんの!敵のHPを削る前にこちらがガンガン
攻められて「雑魚」相手に死ぬ、死ぬ。
ようやく「チャプター1」のボス「マッドサッカー」とご対面。雑魚相手に
レベル上げに励んでいたにもかかわらず炎の攻撃をくらってたちまち「延焼」
状態。あっさりゲームオーバーでございます。リトライ(しかもお金とられ
ます)してもまた屍の山。「時のオカリナ」の「デクの樹サマ」を思い出し
て思わず泣きそうになりました...(「おとゲー」2010/4/2号参照)
リトライを繰り返してどうにかこうにか「マッドサッカー」を倒したものの
こんなRPGなんてありでしょうか? 途中で挫折しそうな気配が濃厚でござ
いますが、攻略本を読み倒しながらがんばってみます...
(「リーンベル」との冒険はなんとか続く)
※「おとゲー」2010/4/16号掲載

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