学生バスケットのシーズン到来をつげる伝統の
「筑波大学−日本体育大学定期戦」通称「ニッツク」。
東日本大震災の影響で一時は開催も大丈夫か、と心配していま
したが、やはり「ニッツク」がないと始まりません。
4年間、筑波を支えてきた服部直子、福士佳恵、宮本理沙の
「3人娘」が去った今シーズンの筑波大はかなりの戦力ダウン
必至、その上「インサイドの要」天野佳代子が右腕の負傷で
欠場...
序盤、筑波のバックコート陣が好調、1ピリ終わって、
筑波大学 26− 8 日本体育大学
ところが後半流れは日体大。最終ピリオド、1点差に追い上げ
られる大ピンチ。
筑波大学 73−69 日本体育大学
本当にヒヤヒヤものの勝利でした。。
過去3年間の「ニッツク」を振り返ってみると...
2008 筑 84−31 日
2009 筑 86−48 日
2010 筑 76−54 日
今年も天野がいれば変わったかもしれませんが筑波のディフェンス
力の低下が顕著に思えます。日体大の小菅や園田に何度もゴール下
でやられていました。スタンドで観戦していた有明葵衣(現 富士通
レッドウェーブ、2008年のキャプテン)の目にはどう映ったでしょうか?
そんな筑波を牽引したのが、3年生になったリコ、伊集南。
昨シーズンまでは、「シックスマン」としてチームの起爆剤に
なっていた伊集ですが、服部&福士のツインタワーがぬけた今年
はスタメン、そして「エース」としてステップアップしてほしい。
(新しい水色のユニフォームもよくにあってましたよ)
あと一歩まで筑波大を追い込んだ日体大。3年生になった広倉綾乃の
ボールハンドリングはあいかわらずお見事。アカマル注目は新人の
松浦真有里(藤村女子高卒、173cm)。しなやかでバネのあるプレイ
で今後が楽しみです。是非今期は念願の一部復帰を果たしてほしい。
そして筑波大。ディフェンスを練り直して、女王拓大に挑んでほしい。
フロントコート陣の奮起を期待します。
Go Tsukuba!

0