□「チョイでか」で「メチャきれい」
12/17発売以来、12月中に40万台を売り上げたPSVita。絶好調だったニンテ
ンドー3DSには及ばなかったもののまずまずのスタートをきったといってよ
いでしょう(「おとゲー Topic」参照)。
私もなんとか予約ができたので発売日にWi-Fiモデルをゲット。3G/Wi-Fiモ
デルの購入も考えたのですが、ただでさえスマホでかかっている月々の通
信費がこれ以上増えるのはいやだったのであきらめました。
ゲームショーでも試遊はしていたのですが、あらためてさわってみると、
「デカ!」。PSPより一回り大きいですね。でも薄いしもった感じのバラン
スは良好です。そして、「メチャきれい!」。PSPを入手したときの画面の
美しさにびっくりしましたが、PSVitaはその比ではない。感動です。
□Wi-Fiでネットもサクサク
PSPとPSVitaの大きな違いは、ゲームの媒体がディスクからメモリーカード
になったこと。当然ながらPSPタイトルは遊べない。SCEの回答はネットワー
クにつないで「PlayStation Store」で買ってダウンロードしてちょーだい
ということのよーです。
已む無くというよりはアカネ(長女)からも前から頼まれていたので無線
LANのルーターを○○電気で購入。インターネットにWi-Fi接続できる環境
を「構築」いたしました。幸い最近の無線ルーターは設定も簡単。スンナ
リ、サクサクとネットに接続できました。
これでアップデートも楽々。しかーし、注目の「FinalFantasy 零式」は
6,480円。ディスク版は7,700円なので若干お得ですが...高い! これな
ら中古でディスク版を買ったほうがはるかに割安だし、スマホのアプリの
金額感からすると同じ土俵にはのれないですね。今後、iPodのようにゲーム
もダウンロード販売主体にするなら価格体系は大きく見直さないといけない
でしょう。
□「さわりまくーる」の「キモカワ」
そんなわけで「PlayStation Store」からダウンロードしたのは、PSVitaの
ミニゲーム集「サワリ・マ・ク〜ル」の「無料体験版」...
「サワリ・マ・ク〜ル」の本体では30種類のPSVitaの特徴といかしたゲーム
を遊べるようですが、体験版では「ボッツを撃つべし」「ころがせローリン」
の2種類。「ボッツ」は内蔵カメラで写した実際の空間を背景に襲来してくる
モンスターを撃ち落とすシューティングゲーム。ニンテンドー3DSの「顔シュ
ーティング」と同じタイプであまり新鮮味はないですね。
「ころがせローリン」は丸っこいモンスター「ローリン」を転がして穴にお
としこむ「ころころカービー」的なゲーム。ただころがすのにPSVitaの背面
パッドにふれて地面を隆起させ傾斜をつくる、という点が独特。キモカワ系
のキャラとあいまってなんともシュールな感覚でございます。
まだまだ始めたばかりのPSVita。「Vita」はラテン語で「生活」の意味らし
いですが、「チョイでか」で「メチャきれい」なこのゲーム機で快適なゲー
ム生活を楽しんでいきたいと思います。
※「おとゲー」2012/1/14号掲載

0