□ 「初代ぶつ森」の「珠玉」
2001年に発売された初代「どうぶつの森(ぶつ森)」。当初は
全くの無印でしたが、当時10歳だった長女のアカネが発売前から
「自分でお金をだしてでも買う」と、異常にいれこんでいたので
誕生日プレゼントに買ってあげたのでした。
それまのゲームの概念をくつがえす素晴らしいゲームでした。
ファミ通の編集者(当時)の水ピン氏に「新しい楽しさの発明。
箱庭の中で生活している感覚がたまらなく心地よい」と絶賛され
たとおりでした。
「ぶつ森」と従来の「お使いゲーム」との決定的な違いは、4人が
データをセーブできること。舞台となる村の中の4軒の家に住んで
それぞれが自分の部屋を自由にアレンジし、友達や親子で手紙の
やりとり、プレゼントの交換なんかもできちゃう。そのころ帰宅
時間の遅かった私は、毎夜N64を立ち上げて娘たちのお手紙やプレ
ゼントをチェックしてホッコリしたものでした。
□ 「DS版ぶつ森」と「バトルロワイヤル」」
シリーズ化された「ぶつ森」が大ブレークしたのが2005年版発売
のDS版「とびだせ どうぶつの森」。なんと累計500万本を超える
メガヒットに。発売日の11/23、中2になっていたいつもは寝坊
のアカネが休日なのにアサイチで某家電量販店までダッシュで
買いにいったのでした。
N64版、GC版では一人一軒あった家が、DS版では一軒家で同居に
なってしまったのがイトー家的には大きな変化。しかもこの家が
狭い!ゲームの中でくらい広い家に住ましておくれぇ〜、という
感じでした。
DS版といいながらDS本体は一台しないので結局帰宅して深夜に
ちょこちょこプレイするスタイルは変わらず。おまけに当時の
イトー家では「もっと脳トレ」も大ブーム、さらに長女が
「チルドレンオブマナ」、次女が「えいご漬け」を子供買い
して、一時期は「同時装着率 4」という「DSバトルロワイヤ
ル」状態に突入。殺伐とした時代でございました。。。
□ 「スマホ版ぶつ森」の「ていたらく」
3DS版「とびだせ どうぶつの森」(2012年)を経て、11月22日に
はついにスマホ版「どうぶつの森 ポケットキャンプ」が登場。
私も娘たちも早速ダウンロードしました。
「ポケ森」はこれまでの「村」ではなく、キャンプ場の経営者に
なって、どうぶつたちが集まるにぎやかなキャンプ場を目指す
ゲーム。スマホのインターフェースの活かし方はさすが任天堂
のレベル。でも個人的にもう一つ盛り上がれず(課金要素がちら
つくのが嫌なのかも)、2週間たってもレベル5の「ていたらく」
で社会人になって福岡で働いているアカネから「おっそー」と
突っ込まれています。
そりゃそーだと思いながらも娘たちとワイワイガヤガヤ楽しんで
いたN64版、DS版の時代をついつい懐かしんでしまうのは、私が齢
をかさねすぎたせいでしょうか?
※「おとゲー」2017/12/3号掲載

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