□「ヴェスペリア」の世界
「ヴェスペリア」の舞台となる世界「テルカ・リュミレース」。
万物の源エアルを動力源とする魔導器(ブラスティア)に
よって日々の暮らしが支えられている。
人々が住む都市は、巨大な結界で覆われ、至るところに棲息
する魔物から保護されている。「テルカ・リュミレース」は
帝国政府に支配されているが、これに反発した貧しい人々は
互助組織ギルドを設立。帝国と有力なギルドがからみ合い、
微妙なバランスが保たれていた。
先代皇帝崩御後、帝国では空位状態が続いてはいるものの
世界は一見平和に見えたが。。。
***
「ヴェスペリア」のキーワード「エアル」と「ブラスティア」。
まるでFFのクリスタルのようですね。
□「ヴェスペリア」の「落第騎士」
「ヴェスペリア」の主人公、ユーリは長い黒髪がトレード
マークの21歳。帝都ザーフィアスの下町生まれ。帝国を守護
する騎士団にあこがれて親友のフレンと共に入団を果たす。
しかし騎士団の堅苦しさに嫌気がさし、腐敗した現実にも
がっかりして「退団」して「落第騎士」に。皮肉な口調は
その挫折の名残か?
一方フレンは、さわやかな金髪のイケメンで、ユーリが
退団した後も騎士団とどまり着々と実績を重ねた。。。
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対照的なユーリとフレン。普通なら腐女子のみなさんが喜び
そうな展開になりそうですが、はてさて?
□「超お嬢様」登場」
下町の住人から水を供給する水道魔導器が盗まれたという話を
聞いたユーリ。犯人の手がかりを追って城下町にいってはみた
ものの、途中で騎士団につかまり、牢屋に入れられてしまう。
牢獄を脱出したユーリは、城の中で、「超お嬢様」風の容貌を
もつ美少女エステルと出会う。それぞれ「ワケアリ」な二人は
地下の用水路を抜けて城脱出。ついてに帝都ザーフィアスを
脱出して新たな冒険に出発するのだった。。。
***
実はこのエステル、先帝の遠縁にあたる姫君で、次期皇帝の
有力候補。世間知らずの箱に入りっぱなしで「超お嬢様」な
のも当然ですね。
「〇〇です?」「××ます?」という語尾を上げる疑問口調が
特徴で、私もちょっと口調が移ったりして。。。
(テイルズの物語は次回に続く)
「おとゲー」2019/4/21号掲載

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