□「初代ぶつ森」の「珠玉」
2001年に発売された初代「どうぶつの森(ぶつ森)」。
当初はまったく注目していなかったのですが、当時小学生
だった長女のアカネが、ファミ通の記事を読んで発売前か
ら「自分でお金をだしてでも買う」と、いれこんでいたの
で誕生日に買ってあげたのでした。
それまでのゲームにはパズルの得点や、魔王と倒すとい
った「目的」があったのに対して、「ぶつ森」は単に
どうぶつといっしょの「生活を楽しむ」ゲーム。ファミ通
の編集者(当時)だった水ピン氏に「新しい楽しさの発明。
箱庭の中で生活している感覚がたまらなく心地よい」と
絶賛されたとおりの「珠玉」のゲームでした。
□「どうぶつの森」の「無人島」
月日は流れ小学生だった娘たちも成長し社会人になりま
したが、あいかわらず「ぶつ森」は好きなようす。
Switch版の「あつまれ どうぶつの森(あつ森)」を親子
そろって発売日に購入。早速プレイを開始したのでござ
います。
「あつ森」の舞台は無人島。何もない無人島でサバイバル
なテント生活するのか、とちょっと不安なスタート。でも
「無人島ツアー」を主催するたぬきちのDIYのワークショ
ップに参加すれば島の木や草を集めてたちまち釣り竿や
虫取り網を作れちゃう。さすが任天堂ですな。
こうして「おとゲー島」の暮らしが始まりました。
□「借金返済」は「たぬきマイル」
「ぶつ森」シリーズといえばローン返済がお約束。今回も
無人島ツアー料金の請求書が49,800ベル!
いきなりおちこむ私にたぬきちがアドバイス。材木の伐採
や釣りなどでたまる「たぬきマイル」を5000マイル貯めれ
ば借金返済が可能とのグッドニュース。
島をぐるぐる廻ってせっせとマイルをためて5,000マイルを
貯めて返済完了! ところが「ご希望の方にはマイホーム
を建てるオプションサービスも提供させたもらってるだな
も」とたぬきちの悪魔のささやき。
マイホームのローン98,000ベル! ローンは続くよどこま
でも。「生活を楽しむ」=「ローンを返済する」ゲーム
なのでした。。。
※「おとゲー」2020/3/22号掲載

0