□カミさん「私もやろうかな」
さて「Wii Fit」では毎回体重を量るわけですが、年頃の娘たちにとって
「体重」はトップシークレット。このあたり任天堂も心得たものでパスワー
ドを個人ごとに設定できます。やりますなぁ。
娘たちとワイワイと「We Fit」をやっているとゲームにはずっと無関心だっ
たカミさんも「私もやろうかな」と興味津々の様子。これぞ「Wii効果」で
すね(最も私も娘たちもゲーム好きなので意識的にブレーキ役を務めてきた
ところもありそうですが)
早速「Mii」を作ってスタート。なかなか本人に良く似ていて感心。ま、ど
こまで続くかわかりませんが、おかげで「Wii Fit」はリビングに「定位置」
を確保できるようになりました。メデタシ!
□「バランススキー」で気分爽快
さてここまで読んで「Wii Fitってゲーム?」と疑問のあなた、もちろん立
派にゲームです。特にトレーニングメニューの中の「バランスゲーム」は
任天堂のアクションゲームのエッセンスはギッシリ。
次々にけりだされるボールに頭(もちろんMiiの)をあわせる「ヘディング」、
コロコロ転がる玉を穴におとしていく「コロコロ玉いれ」、シビアな平衡感
覚が必要な「綱渡り」...どれも素早い重心移動が必要で手ごわいです。
気分爽快なのが「バランススキー」。スキーのスラロームを左右の重心移動
をしながらタイムを競います。旗門不通過だと当然減点ですが、その疾走感
がたまりません。踏み切りタイミングが難しい「スキージャンプ」も楽しい。
ジャンプの選手になったような浮遊感を味わえますよ。
□「島内一周ジョギング」で「汗ダク」
減量の定番はなんといっても「有酸素運動」。フラフープ、踏み台ダンス、
ボクシングなどこちらもメニュー豊富です。
シンプルながら楽しいのが「ジョギング」。Wiiリモコンをポケットに入れて
その場で足踏みするだけの実に単純なゲームなんですが、どーしてどーして
あなどれません。画面には緑豊かな「ウィフィ島」のジョギングコースが表
示され、前にはペースメーカーが走ってくれる心配り。すれちがうキャラが
ニッコリほほえんでくれたりして気分もホンワカ。
「島内一周」コースだと湖や風車、浜辺など島の風景を楽しみながらたっぷ
り10分間のジョギング。汗もジンワリでよい気分です。
コースのバリエーションが追加できるともっと長く楽しめそうですね。
□無限に広がる「バランスボード」応用編
「Wiiリモコン」が手の延長なら「バランスWiiボード」は足の延長といえる
コントローラー。ヌンチャク付きのWiiリモコンと組み合わせるとかなり忠
実に手足の動きを模擬できそう。その応用は無限といっていいほどありそ
うです。
たとえば「Wiiでお散歩」。「ウィフィ島」のような風光明媚な「お散歩
コース」を収録すれば1万歩ぐらいわけなく歩けそうです。名所旧跡を
歩く「Wii観光」なんかもいいかもしれません。バランス系のスポーツ、
スキー、スノボ、サーフィンなんかにもぴったりでしょう。フェンシングや
剣道なんかもいけそうです。
「Wi-Fi」でつないで「どうぶつの森でWii Fitマラソン」なんてどうでしょ
う?オンラインRPGでやっているように気の合う仲間でワイワイ走るのは
良さげでしょ?
ま、そのころまでにちっとスリムになれるようせっせと家族で「Wii Fit」
しないといけませんけどね。
(この項終わり)
※「おとゲー」2007/12/21号掲載

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