「アテンションプリーズ」といっても来週から始まるフジテレビのドラマ
のことじゃなくて1970年に放映された「元祖」のお話。
当時は海外旅行などまだまだ限られた「特権階級」だけのもので一般庶民に
100万光年彼方の世界。
なんせ当時メジャーだったクイズ番組「アップダウンクイズ」の優勝商品が
「夢のハワイ旅行」!
なので私を含めた当時のガキンチョたちはパイロットやスチュワーデスに
憧れまくったものでした。
そんな憧れをドラマにしたのが元祖「アテンションプリーズ」。
今思い出すとちょっと歌詞が意味不明な「主題歌」に熱狂し、ヒロインの
紀 比呂子とライバルの范 文雀のドラマに胸踊らせたものでございます。
(范 文雀さん、キレイでしたねぇ〜)
このころの日本航空は本当に輝いてました。
ヒロインたちを暖かく見守る訓練教官役には、「ウルトラQ」の佐原健二、
と「ゴリさん」竜 雷太、ナレーターは「銭形警部」の納谷悟朗と実に豪華
な顔ぶれでした。
印象に残っているのがヒロインの兄が登山家で「雲海」の美しさを語る
シーン。
最近イロイロとイマイチな日本航空ですが、またあのころのような輝き
を取り戻してもらいたいものですね。

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