□ 「九州ミニ旅行」の「初・熊本」
先週末、本誌もお休みをいただいて、一泊二日の「九州ミニ旅行」
に行ってきました。長いこと日本人やってますが、九州は福岡市
以外は大分に1回出張しただけ。
というわけで初日は博多で福岡在住の長女と合流して九州新幹線
で熊本へ。福岡の企業に4年前から勤務している長女も熊本は未
体験ということでミニ旅行に同行してくれました。
熊本駅からバスで熊本城へ。城の周りをぐるっと歩いて巡りまし
た。2016年の熊本地震から2年。地震の爪痕はあまりに大きく、
その昔加藤清正が築いた石垣は無残に崩れ落ち、美しかった天守
閣も復旧工事の真っ最中でした。
熊本城にほど近い市庁舎の展望ロビーからは、お城の全貌を見渡
すことができます。修復には気の遠くなるような長い時間がかか
るだろうと思いました。
□ 「新幹線」と「路面電車」
博多と熊本の往復は九州新幹線。2004年の開業のようですが、私
は今回が初乗車。私と長女が乗ったのは「鼻」の長い800系とい
うタイプ。車内デザインは「日本の伝統美」がテーマのようで
木製の座席に伝統工芸風なシートが印象的。
熊本市内では、熊本城の周囲を巡る小型バス「しろめぐりん」
と名物?の「路面電車」を堪能。「しろめぐりん」の女性の運転
手さんはガイド顔負けの博識で色々と教えてもらいました。
路面電車も趣があって、車両のデザインが素晴らしい。ちょっと
残念だったのは未来感覚の車両、COCOROに乗りそびれたこと。
チャンスがあればまたトライしてみたいですね。
お土産に「馬肉ゴロゴロスパイシカレー」を買いました。
□ 「北九州」の「ドとんこつ」
あくる日は昨年台湾で知り合った友人を訪ねて北九州へ。九州の
地理に不案内な私は福岡のとなりぐらいのつもりだったのですが
博多からしっかり1時間かかりました。
ちょうど藤の花とツツジのシーズンで藤の花の名所のお寺に案内
してもらいました。私の住む横浜の最寄りの駅にも藤棚がありま
が、スケールが段違い。境内に広がる薄紫の美しい花の洪水は
圧巻でした。
締め?は北九名物の「豚骨ラーメン」。博多の豚骨ラーメンは
何度か食べたことがありますが、連れていってもらった老舗
「魁龍」の豚骨ラーメンは「ドとんこつ」と呼ぶべき実にヘビ
ーな一品。麺も博多の細麺に対してかなり太目の「九州男児」
(意味不明)。一度お試しあれ!
短かったけれど実に楽しい「ミニ旅行」でした。次回はミニで
なく「九州」をゆっくり「吸収」してみたい、なんて。。。
※「おとゲー」2018/4/29号掲載

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