日ごろの生活の中で面白かった事ってけっこうあるよね?
ここではそんな面白かった話などを紹介しています
皆さんからの投稿もお待ちしてます
2008/10/13
二日前、家でノンビリとテレビを見て
いた時、視線を感じて、女房を見ると
じっー と僕を見ていた。
何を考えてるんだろう? と思ってい
ると、女房は「よし!決めたっ!」と
言い、急に立ち上がって新聞紙を何枚
か床に広げて、その真ん中に椅子を置
いていた。
まさか! 俺の髪の毛を切るつもりな
のでは? そう思っていると、そんな
ことはおかまいなしに「その前に風呂
で、髪を洗ってきて!」と言っている。
おい! 俺の同意なしに勝手に決める
な! と怒りそうになったが、ここま
で用意されたら、従うしかない。
風呂で髪を洗い、ドライヤーで乾かし
ていると、鏡越しに今か! 今か と
待ち構えている女房の姿が見える。
なんで、急に髪を切ろうと考えたのか
わからなかったが、僕は覚悟を決めて
椅子に座った。
女房はお気に入りのCDを聴いていた
が僕は自分の好きなCDに変えた。
こんな時くらいは自分のお気に入りの
曲を聴いていたい!
髪を切ることに関しては特にイヤでは
なかったのは、先日ホームレスたちと
話していた時、妙にホームレスと同化
していた自分を感じたからだ。
僕は着る物とかには、まったく拘りが
ないし、みてくれにも興味がない。
だから髪が伸びていても気にならない。
でも女房は、そうではないようだ!
嬉しそうに髪の毛を切り始めたが、段々
髪の毛が短くなるにつれ「あっ!」とか
「しまった!」とか小声で言うように
なってきた。
その都度、僕はドキッ! とする。
あげくの果てには「失敗したらボウズに
すればいいよね!」とまで言っている。
どうでもいいような顔だから、ヘアー
スタイルなんて何でもいいのだが、変に
仕上がって、人に笑われたくはない。
終わってから「鏡を見てみる?」と言わ
れたが、とても見る気にはなれず、まだ
一度も鏡を見ていない^^
女房は満足そうに笑いながら「よし!完璧
だよ、いい男になった!」と言っていたが
僕はこの時本気で 張ったおしてやろうか!
とまで思った。
これで外出する時には帽子は欠かせなく
なってしまった(笑)
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