昨日、夕方から 友達の家に行こうとして
自転車で出かけたが すぐに雨が降り出した。
そして友達の家に着いたら雨は上がった。
2人で居酒屋に行って 外に出ると また
雨が降り出した。
結局雨の中を帰ってきたが 家に着くと
雨は上がった。
タバコを買い忘れたから 買いに外に出ると
また雨が降り出した。
ついてない時って そんなものである。
友達の家に行く途中、名古屋駅近くの路上で
以前、仕事で付き合いのあった会社の娘に
5年ぶりにバッタリ出会った。
僕は、この娘が嫌いで 典型的なわがまま娘
なのだ。
この時、小さな子供を連れていたから「お前も
やっと結婚できたんだな!」 そう言ってみた。
すると「私が結婚できるわけないでしょう!
この子は姉の子供よ」と言っていた。
僕は思わず「やっぱり!」と頷いてしまった。
僕はこの娘の父親が経営する会社に よく出入り
していた。
その頃の話だが、この会社にセールスで来ていた
男に この娘が恋をしてしまった。
ところが、男はこの娘にはまったく興味を示さない。
それどころか この娘が嫌いな様子だった。
男の取引先の娘という立場を利用して何かと用事を
作っては男に電話して来させていたが 男にして
みれば断れない。
不満そうに来る男の顔を何度も見たことがある。
しかし この会社に営業で来ていた他の会社の男が
この娘に興味を持っていることがわかって 男は
自分より そっちの男の方がお似合いだと 娘に
薦めるようになった。
娘にしてみたら その男より この男が好きだから
耳を貸さないし 何とか付き合いたいと思っている
わけである。
ある日、娘は 自分が奢るからと 男を食事に誘った。
男は渋々付き合った。
娘から交際を迫られた男は 「自分より 貴女のことが
好きな男がいるんだから その男と付き合ったほうが
幸せになれますよ!」と断ったが わがまま娘には
聞く耳を持たない。
男は この娘に興味を持っている男の事を よく知らない
くせに その男のことを褒めちぎって その男と付き合った
方が どれほど幸せかを くどくどと言った。
男は娘から解放されたい一心である。
早く帰りたい男は 娘に 後でメールします と言って
帰って来た。
そして娘にメールを送った。
「俺以上 君を愛してる。 きっと幸せになれるでしょう!」
とメールでもその男と付き合うことを薦めた。
しかし それが大きな誤解を生んでしまった。
男が送ったメールに書いた「俺以上」の文が
「お礼状」と変換されていたのだった。
「お礼状 君を愛してる。きっと幸せになれるでしょう!」
受け取った娘は舞い上がってしまったのは言うまでもない。
僕がその男と一緒に呑む機会があって そのときに笑いながら
言っていたが 一番安心できたのは 娘の父親が会社をたたん
で隠居する と言った時だったらしい!
取引先が減っても それほど娘とのことが迷惑だったそうだ!
今日のニャンコ
松の木の上から 人間を見下ろしてました。
さぞかし気分がいいことでしょうね!
ランキング

4