先日、梅雨の合間の晴れた日にポタリングに
行った帰り、居酒屋に立ち寄った。
そこに少し年配の人と若者の二人がいた。
話す内容から推察すると二人は会社の上司と
部下のようだった。
最初は仕事の話をしていたが、酔っ払うにつれ
上司は部下を罵るようになった。
部下も負けずに応戦していたが そのうち上司の
言葉使いが乱暴になってきた。
今にも取っ組み合いの喧嘩になりそうな雰囲気に
なったため店のママさんが「二人ともやめなさい
よ!」と止めに入った。
僕は内心 よけいなことを言うんじゃない!と
思った。
以前なら こんな場面で酒を呑む気にはならなかった
が このブログを書き始めてからは積極的にこんな
場面を期待するようになった。
ブログのネタにならないか期待するからだ。
ママさんは更に「こちらのお客さんも迷惑されて
らっしゃるから 二人ともいい加減にしてよね!」
と言ったから僕は即座に「いえいえ、全然迷惑なんて
思ってません! どうぞご遠慮なさらずに続けて
下さい」と先を期待した。
二人とも「なんだ!こいつは?」みたいな顔をして
僕を見ていたが また口論を始めた。
上司「お前は仕事が出来なさすぎるんだよ! まったく
バカはどこまでいってもバカなんだよ」
部下「確かに僕はバカかもしれません。 でもそいう
バカな部下を指導するのが上司の役目でしょう?
それに今日は酔っ払い過ぎですよ!」
上司「バカヤロー! 俺の酔っ払いは明日になったら
なおるけど お前のバカは明日になってもバカのまんま
なんだぞ!」
怒った部下「自分の部下をバカ扱いする上司がどこの
世界にいるんだ!」と立ち上がった。
僕は「来たーーーー! ついに待ち望んだ瞬間が来た!」
と期待に胸が踊った。
しかし現実は甘かった。
ママさんが二人のビールとコップをさっさと片付けて
「ここで喧嘩するのなら他の店でやってよ!」と
勘定書きを二人に突きつけていた。
店側にしてみれば当然かもしれない。
二人が帰った後、ママさんが僕に「ごめんね、迷惑
かけちゃったわねぇ」と言ったが 僕にしてみれば
もう少し様子を見てもいいんじゃなかったの? と
言いたかったが 言えなかった。
もちろん取っ組み合いになったら 止めにはいる
つもりではいたけど人の喧嘩ながら不完全燃焼でした。
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