最近、ほとんど毎日散歩に行っている。
家から1キロほどある公園まで行って
公園内にある散歩コースを3周(約4キロ)
歩き、それが終わると近くのコンビニに
行き酒を3合買い公園に戻りベンチで呑み
それから帰るのである。
最近は帰る時、毎回違った道を帰るように
している。
そして気に入った居酒屋があると、そこで
呑んでから帰る。
昨夜も帰り道にあった居酒屋に入ってみた。
狭い店内には夫婦と思われる二人がいた
だけだった。
奥さんと店の女将さんは若いときからの
知り合いだったらしくお互い名前で
呼び合っていた。
僕は二人の会話を聴きながら黙って
ビールを呑んでいたが女将さんは自分達だけが
話し込んでるのを悪く思ったのか僕にその
奥さんとの関係を話し始めた。
僕は「どうか僕に気をつかわないでください!
僕は一人で静かに呑むのが好きなだけです」 と
言うと奥さんは「ごめんなさい! 私達帰った
方がいいかしら?」と言うから僕はあわてて
「そんなつもりで言ったわけじゃないから、気を
悪くしないでね!」と否定した。
すると旦那さんが奥さんに「どうせ話をするのなら
みんなも参加できるような話をしたほうがいいよ!」
と言っていた。
女将さんは何の話をしようか考えてるようだった。
僕はすごく責任を感じ「別にどんな話だってかまいませんよ
面白ければそれでいいんです」と言うと女将さんは
話し始めた。
「私、この前ねネットでこの近辺のことを調べてたら
面白いブログを見つけたのよ」と言って「そのブログに
書いてあった話をするね」と言い話し始めた。
「知り合いの90歳くらいのおじいさんに会った時
お元気ですか?と声をかけたらお墓が二つって言う
のよね」聞いてた僕は「えっ! それって僕の
ブログのことじゃないの?」
女将さんに「それって どうやって見つけたの?」
と聞くと「一度行ったことがある店のブログにリンク
してあったのよ」と言うから 僕がその続きを
言いましょうか?」と言ってみた。
女将さんは驚いた様子で「そのブログのこと
知ってるんですか?」と聞くから「知ってるも
なにも僕が書いてるブログですよ!」と言うと
「本当ですか? 偶然ってあるもんですね〜」と
さらに驚いていた。
僕も驚きである。
さらに僕の名前まで知っていた。
それ以降お互い前から知ってるかのように話す
事が出来た。
それから盛り上がって次から次へと話がはずんだが
女将さんは僕から面白い話を期待しているようだった。
最後に出身校の話になった。
僕は何か言わなきゃと思い「寺子屋中退」と言ったが
笑ってもらえなかった。
そこで「兵庫県の有馬温泉って知ってます? その
近くに有馬船高校ってあるんですけどそこを出ました」
と言うとそれのどこが面白いの? というような
顔をしていたから僕は「そんな有馬船高校なんて
ありません」と言うとやっと意味がわかったようで
笑ってもらえた。
最初はこっちが気をつかってもらっていたが
最後はこっちが気をつかうようになって
美味しく呑もうと入った居酒屋でとても
疲れるはめになってしまった。
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