今月に入って戻りつつある体調が
また少しずつ悪くなったような気が
する。
先日、栄まで行った帰り運動不足を
解消しようとして歩いて家まで
帰ろうとした。
その帰る途中コンビニで酒を買い近くに
あった公園で酒を呑んでいた。
そこに小学生の低学年と幼稚園児と思われる
二人が遊んでいた。
周りは薄暗くなり他に遊んでいる子供はいない。
僕は二人に「お母さんが心配してるんじゃない?
もう暗いから早く帰ったほうがいいんじゃない?」
そう言うとお姉ちゃんと思われる子供が「おじさん、
私達のこと知ってるの?」と聞く。
「いや、知らないけど どうして?」と聞くと
「だって知らない人と話しちゃダメって いつも
ママが言ってるから・・・・」と言う。
僕は「おじさんは悪い人じゃないよ。君達のような
小さな子供が暗くなっても遊んでちゃ心配になるから
早く帰ったほうがいいんじゃない?と言ったんだよ」
するとお姉ちゃんは妹に向かって「このおじさんのこと
知ってる?」 と聞いた。
妹は「うん、知ってるよ。 さっきね、このベンチに
座って何か呑んでたよ」と言う。
それは知ってるということにはならない。
僕は「とにかくママが心配してるだろうから
早く帰ったほうがいいよ」と言って僕も帰ろうと
歩き出した。
すると後をついてきた子供が「おじさんはどうして
私達の家に行こうとするの?」と言う。
僕は「君達の家もこっちのほうなの? おじさんの
家もこっちなんだよ」 そう言って急ぎ足で帰ろうとした。
暫く歩いていると後ろから「おじさん、ありがとう
おじさんは悪い人じゃないよ」と大きな声が聞こえてきた。
周りは会社帰りの人たちがたくさんいて一斉に僕の方を
見た。
僕は思わず真っ直ぐ帰るつもりだったがそこから外れて
遠回りになってしまう左に曲がってしまった。

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