面白話

昨日は久しぶりに遠くまで行ってみた。
遠くと言っても片道３時間くらいの所
なのだが、今年の僕には、それでも
遠出である。　目的があろうが無かろ
うが遠くにいる自分に満足してしまう。
そして知らない街を、きままに散策し
ている時は最高の気分になる。
昨日行った街から３０分程走れば友達
の家があることを思い出し、ちょっと
だけ寄ってみた。
あいにく留守で会えなかったが、この
家に、２〜３年前に泊めてもらったこ
とがある。　そのときに爆笑してしま
った話があった。　その友達の奥さん
は、スポーツのことは全く知らないら
しくて興味もないそうだ。
泊めてもらった、その夜友達とビール
を飲みながらテレビで野球を見ていた。
中日と巨人の試合だったが、ドラキチ
の友達は必死に中日を応援してるが、
僕は大の巨人ファンである。
２人で夢中になって見ていたが、テレビ
中継が終ったら、奥さんは「お先に休ま
せて頂きます」と言って寝室に行ってし
まった。　それからはラジオを聞きなが
ら飲んでいたんだが、試合は僅差で巨人
が勝った。　面白くない友達は「もっと
飲もうぜっ！」と言い２人で遅くまで
飲んでいた。　翌朝「朝ごはんの用意が
出来ましたよ！」と奥さんに起こされた。
ありがたく朝ごはんを頂きながらも、友
達と夕べの野球の話をしていた。
すると奥さんが「夕べは盛り上がってた
みたいでしたね！　でも最後まで試合の
結果はわからなかったんでしょう？」と
言う。　何を言っているのかわからずに
友達を見ると「何を言ってるんだ！巨人
が勝って、夕べのうちに試合は終ったよ」
と奥さんに怒るように言っていた。
奥さんは「そんなこと無いわよ！　だって
朝テレビつけたら、まだ野球中継やってた
わよ！」　と言う。
意味がわからず友達と顔を見合わせていた
が、２人同時に、その意味が理解できたみ
たいで同時に大笑いしてしまった。
「奥さん、それは朝のスポーツニュースを
見たんでしょう？」　

それを見ただけで、まだ野球は続いてたと
思うなんて信じられなかった。


これから書く話は以前に、このブログで
書いた話で申し訳ないんですが・・・・。
僕がまだ若かった頃に友達だった女の子と
テレビでボクシングを見ていた時、１ラウ
ンドが終ってコーナーに戻ってきた選手を
見て「あの人、入れ歯なのにボクシング
やるなんてすごい！」と騒いでた。
あれはマウスピースだと教えようと思った
が、言えなかった。
その女の子とテレビで野球を見ていた時も
驚いたが、バッターの頭にデッドボールが
当たってしまった。
それを見て「あの人すごいね！　バットで
打たずに頭で打っちゃったよ！」
これには、開いた口がふさがりませんでした。