日ごろの生活の中で面白かった事ってけっこうあるよね?
ここではそんな面白かった話などを紹介しています
皆さんからの投稿もお待ちしてます
2010/8/13
最近、ずっーと天気が悪くって好きな
ポタリングにも出かけれなくて 少し
イライラしていたが今日は天気も良さ
そうだから出かけようとしたが自転車
がパンクしていたことを忘れていて
結局、今日も家でおとなしくしている。
あまりにも暇だから 面白話ではない
けど子供の頃の思い出話を書きます。
僕が生まれた所は何もない田舎なんだが
そこに変わったおばさんがいた。
通称「オサバ」と呼ばれている小柄な
おばさんなのだが どこに行くにも必ず
草を刈る鎌(かま)を持ち歩いていた。
小学生の低学年の頃は このオサバが
恐くって オサバが来ると必ず隠れて
いた。
もし目が合うとオサバは鎌を振りかざして
追いかけて来る。
それが恐かったから隠れるのだが ある日
母親と一緒にいた時に このオサバが通り
かかった。
僕は恐くて母親の後ろに隠れていたが母親は
気さくに「こんにちは」と声をかけていた。
僕は こんな恐い人に話し掛ける母親を
すごく勇気のある人に思えた。
しかしオサバは笑いながら「こんにちは」と
言っていた。
僕は オサバが普通に話してるのを初めて
見たから 恐いオサバは他にもいるんじゃ
ないかと思えてきた。
このオサバ以外にも もう1人変わった
おじさんがいた。
そのおじさんは通称「マサ」と呼ばれて
いたが そのマサとオサバが偶然にも遭遇
した時は もっと恐い!
この二人は犬猿の仲で 会うと激しく罵りあう。
しかし罵り合ってる途中でも 僕たちを
見つけるとオサバは鎌を振りかざして追い
かけて来る。
それほど恐かったオサバを小学生の高学年
になった頃には 恐くなくなっていた。
なぜなら追いかけられても逃げ切れるように
なったからだ!
小さい頃は 恐いだけだったが こうなると
恐いどころか こっちからオサバのことを
からかうようになった。
からかうだけでは面白くなくなってきて
オサバを見かけると今度はマサの家に行って
「マサ〜 オサバが来たで〜」と大声で
知らせて二人を遭遇させようとした。
考えてみると子供が大の大人に向かって
マサと呼び捨てにしているわけである!
今、思うとずい分 礼儀知らずな子供である!
しかしマサは呼ばれると嬉しそうな顔をして
家から出てくる。
そしてオサバと罵りあう。
僕らは それを見るのが楽しみだった。
でも僕はある日を境に オサバとマサを
からかうのをやめることにした。
それは偶然だったが オサバとマサが普通に
世間話をしているのを目撃したからだ!
犬猿の仲だと思ってた二人が 楽しそうに
話している。
僕たちは二人に騙されていたのだろうか?
それは今でも謎である。
たまに田舎に帰った時に、この道をオサバに
追いかけられて逃げ回ってたんだな〜って
懐かしく思い出す。
噂では二人とも亡くなっているそうだが
僕たちは二人に遊ばれていたのか知りたいが
それも無理である。
後になって知ったのだがマサは 軽い知恵遅れ
だったそうだがオサバは婚期を逃した普通の
人だったそうだ。
面白話ではないが 暇だったから書いちゃいました。
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昨日のメイちゃんです


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