セイビング・プライベート・ライアン(SPR)のミラー大尉です。
ウチとしてはバージョン2となります。
以前の物との違いは、基本的には
ヘッド・素体・M1ヘルメット・将校用のサービスブーツです。
これまでのヘッドはひじょうに似てはいましたが“優しい”イメージが強くて
映画SPRでの、T・ハンクスのイメージとは若干隔たりがある様に
思っていたので、思い切ってのヘッド交換と相成りました。
バージョン1のミラー大尉をカスタムした頃とは随分と状況も変わり
ひじょうに出来の良いルーズパーツが入手出来る様になりました。
M1ヘルメットなんて、当初は小さいサイズと言う事に意味があった物が
今ではそれだけでは・・・で、形状からヘルメット縁の折り返しまで
再現しないと不味い状況で・・・汗。
ブーツは将校用のサービスブーツが歩兵用のバックスキンの物とは
違うタイプなので・・・これを再現!してみました・・・。
先ず、お気付きなると思うのですが・・・
素体はドラゴンの物を使い、肩部をボールジョイントにより
肩狭・薄胸カスタムを施しました。
このおかげで、全身のシルエットがリアルに変わりました。
特に肩幅が狭くなった事で、腰部の装備品のあたりがモッコリと
膨らんだ感じが強調されて・・・「重装備」って雰囲気が際立ちました。
手首パーツもbbi製の360度自由に角度設定出来る物に変えたので
微妙な銃の持ち方も再現出来ました。
足首にもボールジョイントを施したので・・・フィギュアスタンドが無くても
意外や素体の立ちが良いです・・・笑。
一般的に作品を作る場合には
設定的に架空の人物を作るのが主立っていますが
こうして「実在する人物を作る。」ってカスタムだと
体型まで似せないといけなくなるので・・・
難しいですが・・・面白い!って感じです。
この場合、ヘッドも首の太さ・長さまで似せないと
「イマイチ」の印象となるので
ヘッドの複製→首の造型。或いは髪の造型も・・・
出来ないといけません。
そして積極的な体型補正!・・・これが時間が掛かって難しい・・・笑。
皆さんも、一度試してみて下さい。
★作品データ
ヘッド:米国レッドプラネットトイズ製の物をカスタム。
素体:ドラゴンの物を薄胸・肩狭カスタムと体型補正。
衣装:be-com.SHOP製。
装備品:be-com.SHOP及びドラゴン製。
M1ヘルメット:自作の小さいサイズの最新バージョン版。
サービスブーツ:ニューラインの空挺ジャンプブーツをカスタム。
こちらはアメリカのレッドプラネットトイズ製のミラーヘッド。
これを以下↓の様にカスタムしました。
http://orange.ap.teacup.com/applet/matsube/86/trackback
ちなみにこちらが↓塗装編。
http://orange.ap.teacup.com/applet/matsube/87/trackback
とにかく、細過ぎてイマイチだったので
スカルピー粘土で肉付けしています。
鼻も大きいのが特徴なので、パテ盛りにてカスタム。
で、こんな感じになりました。
眉を細めて、何かを睨み付けた様な表情はノーマルのまま・・・。
って事は、このヘッドは元々目鼻立ちは充分に似ていたのです・・・笑。
こちらはM1へルメット。
元はウチ独自で作った、ギリギリサイズの小さいヘルメットで・・・
サイズキープの為に、内帽は省略しています。
ヘルメット縁の折り返しの再現はパテ盛りにてカスタムしました。
それと、外形のフォルムを変更。
スカルピー粘土にて高さを出しています。
ヘルメットの梨地柄は油絵の具用の溶剤を使いました。
外帽と内帽を繋ぐ、ヒサシ部分の革ベルトは
これまで3ミリ幅を使っていましたが、これを2ミリ幅に変更・・・
人工皮革には、クリア剤を塗って光沢を出しました。
この将校用のサービスブーツですが・・・
バックスキンではなく、表革だったので
ニューライン製の空挺ジャンプブーツを使いました。
このブーツの特徴はつま先部のちょうど指の付け根あたりに
縫い目が入っている事で・・・将校用を意味するには
この縫い目が肝心です・・・笑。
この為に在庫数の足らないジャンプブーツの丈を切り取って
be-com.SHOP製のスペシャルSPレギンスが履ける様に
足首部も細くカスタムしています。
ちなみにこのbe-com.SHOP製のスペシャルSPレギンスは
特注して頂ければお作り出来ますが・・・
ブーツがライブタイプの物ですと、足首部分を細くしないと
入りません・・・汗。
ご注文の際には、ブーツのカスタムも念頭に置いて下さいませ。
と、言う事で第2弾のSPR:ミラー大尉の完成!!!でした・・・笑。

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