チェーザレ 6―破壊の創造者 (KCデラックス)
惣領 冬実 ★★★★☆
相変わらずの芸術作品です。
歴史と宗教、少し難しいのですが、とても美しい絵で興味深く読めます。
この巻では2つ重要なポイントが描かれています。
裏切り者の発覚から転じてアンジェロへの信頼、そして、幼少期のチェーザレとミゲルの出会いを描いたエピソードから2人の絆の強さがわかります。
少年2人の可愛さと利発さには目を奪われます。
この3人を主軸に物語が展開していくようですが、キャラクターの個性がはっきりしているので、ややこしいストーリーに筋が通って読者にもわかりやすくなっています。
何度も思うのは、書いている惣領さんは辛くないのかしら。。。
放浪の家政婦さん (Feelコミックス)
小池田 マヤ ★★★★
斬新!
「すぎなレボリューション」でも、並々ならぬセンスを感じましたが、こちらも個性あふれる作品。
主人公「里」は、背が高くて中性的な体型でよく男と間違われる。
容姿も美しくないが、家事の腕はピカイチで家政婦をしている。
そんな「里」の自由奔放な恋愛。
こんなキャラクター見たこと無い。
彼女の個性を生かした短編を集めていますが、まだ続くようです。楽しみ。
他の作品も読んでみたいです。ショコラさんどうですか(笑)


BLEACH 40・41巻
久保 帯人 ★★★★
また変身した一護くん。
絵柄がかっこいいから、まあ何に変身してもいいのですけど、敵キャラのウルキオラとかぶってる上に、ウルキオラの方がかっこよかったのが少し残念。
今回も魅力的な敵キャラ満載で、特に、老い=時間を司るというおじいさんが最強。
それにしても、「破面ーアランカルー」「十刀ーエスパーダー」「虚圏ーウェコムンドー」など人名も含め、スペイン語っぽい響きはかっこいいけどややこしいよ!
NARUTO (巻ノ48) (ジャンプコミックス)
岸本 斉史 ★★★★
師匠から弟子へ受け継がれる信念。
純粋な気持ちでそれを貫き通すナルトに感動しました。
ナルトの気持ちがペインに届き、ペインの心をも溶かしたシーンはよかったし、その後の展開もよかったのですが気に入らない事が1点。
なんでもアリの漫画の世界で、リアリティを追求する設定なら、死者が蘇るのだけは許せないのです。とっても残念でした。
聖☆おにいさん 4 (モーニングKC)
中村 光 ★★★★☆
もう4巻になるのに、高度なギャグセンスの維持がすごい。
壮大な天界ネタと、地味な小市民生活との絡み具合がおかしくてたまりません。
2人のおとぼけほのぼのぶりに今回も癒されました。
今回も、漫画をかしてくださった皆様、ありがとうございました♪

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