久々の更新となってしまいましたが、春が来る前に昨年のベストをupしておきます。年始に下書きし始めたはずなのですが。
甲乙つけがたい作品が多く、順位はあえて書きません。一応上から順番って感じで。
エントリーの基準はいつも通り、旧作新作問わず、続き物でも昨年読んだものは全てです。ただし再読は含みません。

ONE PIECE 〜56巻 尾田 栄一郎
56巻にしてダレることなく面白さをキープしていることに敬意を表して。
キャラが魅力的なのはもちろん、壮大なストーリーに感動します。
あの発想の素晴らしさはどこからくるのか、作者にも興味が沸きます。

ちはやふる 1〜7巻 末次 由紀
可愛い!面白い!熱い!
「漫画大賞」「この漫画がすごい 女性部門1位」を獲得したのも頷けるイチオシの作品です。
久々の5つ★&べた褒めレビューは
こちら

キス&ネバークライ 〜6巻 小川 彌生
フィギュアスケート界を背景に、サスペンス、恋愛、ギャグを織り交ぜ、その他要素ももろもろてんこ盛り。
なのにちゃんとまとまってるし、面白く読めるんです。
小川さんが描く、タレ目の男の子が可愛くてセクシー。

PONG・PONG 全3巻 小沢 真理
同性愛の男の子が主人公だけれど、BLというカテゴリーには入れたくない、素敵な作品。
主人公の雷蔵君がすごくピュアで、ドキドキ、切なくなります。
小沢さんらしい優しい雰囲気に包まれた作品。

星は歌う 〜6巻 高屋 奈月
独特な世界観を持ってる漫画家さんです。
暗さと明るさがいいバランスで共存していて、シリアスな部分も重くなくて深さを感じさせます。不器用な2人の絶妙な距離感がじれったくもトキメキます。

苺田さんの話 〜5巻 小沢 真理
リカちゃん人形に憑いた謎の生命体「苺田さん」のラブリーでファンタジーなストーリー。
専門学校に通う男の子とリカちゃん人形との妙な取り合わせ、いつのまにか自然に見えてくるのが不思議。
またもや小沢さんらしく、ちょっぴりせつなくやさしさに溢れた作品です。

聖☆おにいさん 〜4巻 中村 光
イエスキリストとブッダが地上に降りて、東京の安アパートをシェアするという突拍子も無い設定。
壮大な天界ネタと、地味な小市民生活との絡み具合が絶妙のギャグ漫画。
普段ギャグ漫画は読まないけれど、これは別格。面白いです!

プライド 〜11巻 一条 ゆかり
ベテランの一条さんらしいエンターテイメント作品。
華やかなオペラの世界でのサクセスストーリーに、複雑な恋愛関係を絡め、嫉妬・裏切り・挫折などのドロドロした部分との対比がすごい。
グイグイ引き付ける吸引力はベテランの技量なんでしょうねー。
こちらも映画化されましたが、あまり話題になりませんでした。

ファンタジウム 〜4巻 杉本 亜未
主人公の少年は、難読症だけれどマジックの天才。
イジメにあってもマジックで成功しても、冷静に自分を見つめられる少年。
普通じゃなくてもいい 頑張らなくてもいい
人生観が変わるほどの深い言葉の数々。
多くの人に読んで欲しい作品です。

大奥 〜5巻 よしなが ふみ
舞台は江戸時代。謎の疫病で男子が女子の四分の一しかいない。
働き手は女性、将軍も女性、ということで、大奥が女人禁制の男性3000人で構成されているというパラレルワールド。
設定の面白さもさることながら、史実を交えたエピソードも秀逸です。
映画化されるようで楽しみです。
漂流教室(文庫版) 全6巻 楳図 かずお
洗礼(文庫版) 全4巻 楳図 かずお
アドルフに告ぐ(文庫版) 全5巻 手塚 治虫
陽だまりの樹(文庫版) 全8巻 手塚 治虫



ネッ友さんのおかげで古い名作の数々を読むことができました。
「陽だまりの樹」はドラマ「仁」を観てる間中ダブって仕方なかった。
「アドルフに告ぐ」は、史実を踏まえた上での人物描写から問題提起が素晴らしい。
「漂流教室」や「洗礼」は、今でも娘と時々話題になるほどインパクトのあるストーリー。
どれもきっと一生心に残ると思いますし、多くの方に読んでもらいたい名作です。

バガボンド 〜32巻 井上 雄彦 吉川 英治
絵の上手さもさることながら、表情の捉え方、静けさの表現、緊迫した間など、どれをとっても芸術作品。
完結したら我が家の家宝になることでしょう。

リアル 〜9巻 井上 雄彦
人の内面に踏み込んだリアルな人物造詣。
障害者を取り扱った作品ではあるものの、どんな境遇の人も、みんな同じ人間なんだと改めて感じる作品です。
年に1度の発刊が少し残念。
簡単なコメントとなりましたが、これ以上頑張るとさらに遅くなってしまうのでとりあえず。
「あひるの空」などもすごく面白かったんですが。他にもエントリー忘れの作品があるかも知れません。。。

0