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2005/4/5

パンダの話  コラム

※あらかじめ伝えておきますが、今回も非常にくだらない内容となっており、内容に関しては全てフィクションです。



…ある一頭のパンダの話。

中国のとある動物保護センターに兄弟パンダがいた。
怪我をしてセンターに運ばれてきたパンダが妊娠していたためこの兄弟パンダが生まれたのだ。母親パンダは怪我の状態がひどく、産んで5日後には亡くなってしまった。

二頭のパンダは、飼育係の男性のもとで元気に育つ。不思議と二頭はその飼育係にしかなつかなかった。

二頭のパンダはその飼育係を母親のように思っていたのかもしれない。


その保護センターは、例えば怪我をした野生の動物が運ばれてきた場合、怪我が治ればもとの環境に戻すという方針があった。

二頭のパンダもいずれは山に帰る運命…そう飼育係は思っていた。


ある日、動物園が「パンダ」を買い取りたいと言ってきた。センター長と動物園長の二人でこの話はすすめられた。結局は裏でお金が動いていたようだ。


飼育係は夜になるのを待ち、二頭のパンダをトラックの荷台に乗せ山へと向かった。山へ帰そうとしたのだ。

しかし、その夜は天候がかなり悪く、最悪の結果となる。

トラックは山道で転倒。
運転していた飼育係とパンダ一頭がその事故で亡くなってしまった。
もう一頭のパンダは怪我もなく、ただ雨の中、事故現場を離れることは無かった。


事故から一週間後。

一頭のパンダが動物園デビューを果たした。

オリの中でタイヤにじゃれるパンダ。

その「タイヤ」が「飼育係が運転していたトラックのタイヤ」だ。


その「タイヤ」があることで、オリの中のパンダは淋しくなかった。


…これが『なぜ動物園でパンダのオリの中にタイヤを置いたのか?』の調査報告です。
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