水曜ナイターリーグ 秋/冬ステージ 第7節
c.d.f.triple S 4-2 グッチ、
(前半2-1、後半2-1)
参加者:BB、宮さん、直樹、ゆうや、カウパー、廣瀬、拓朗、よもぎ。
得点者:BB、カウパー、廣瀬、ゆうや(PK)
警告:宮さん
通算成績:5勝1敗 勝ち点15 得失点差+20
5位

試合前に打ち合わせるBB、ゆうや、カウパー。
先週はNL参戦1年半にして初の完封勝利を挙げたtripleS。今回はいつになく豪勢なメンバーがそろった。しかし、試合前に対戦相手を見てみると明らかに前に戦ったグッチ、のメンバーではない。一応スケジュールを再確認してもピッチも試合時間も間違えていない。かなりのメンバー変更をしてきた相手の練習を見てると明らかにこちらよりうまそう…。
試合は互角の展開、相手はボールを奪うとこちらの裏へ斜めに走り込むなど工夫して崩そうとするとがtripleSが高い位置から相手に厳しくチェックする事で自由にさせない。それでも早い時間帯に一瞬の隙から相手の9番に前を向かれてシュートを許す、これがカウパーの足に当たってコースが変わり、よもぎが反応するものの失点。
先制を許したtripleSだが、5分過ぎに駆けつけた拓朗も入り守備から修正して終始圧倒する。ゆうやだけでなく、宮さんや直樹もいいシュートを放つが相手ゴレイロが大当たりでなかなか決まらない。また、直樹のシュートが相手9番に当たりこれが後々の伏線となった。それでも課題であったはずのセットプレーから活路を見出す。CK、後ろから走りこむBBが左足シュートで決めて同点。前半終了間際には同じくCKから相手が気を抜いてゴール真正面を空けた隙をついてするする上がったカウパーが押し込んで勝ち越して終了。

ハーフタイム
相変わらずハーフタイムになると疲れがどっと出る。それにしてもBBはこの姿勢はないだろ(笑)
このハーフタイムにセットプレーで相手の守りに隙があること。相手は8番と9番が軸。それでも必ず9番にボールを預けようとするからそこの出所を抑えるように確認した。
そして後半、前半と同じように有利に立つがやはり相手ゴレイロの活躍で点が取れない。するとカウンターからこちらの守りが一瞬躊躇したところを突破されてクロス、これを相手8番が受けてよもぎと1対1から冷静に右下を抜かれて同点。本当に一瞬の隙をつかれての痛い失点であった。
試合はここからヒートアップ、相手は9番を軸に攻める。ここで相手のボールをキャッチしたよもぎが素早く前方フリーの廣瀬へ投げようとしたところ目の前を横切った9番にスローをぶつけてしまう。よもぎを睨む9番、不穏な空気が流れるが、このスローのこぼれ球はつながっており、カウパーのパスを受けた廣瀬が角度のないところからシュートを決めて勝ち越す。
この一連のプレーに相手の9番が完璧に切れる。グッチ、もこの9番に何とかパスを通そうとするがtripleSもゆうや、カウパー、拓朗が代わる代わるこの9番を厳しいマークで潰す。廣瀬も相手のパスを中盤でヘッドや足でクリアするなど守備でも貢献。そして時間が過ぎていく中、この試合のハイライトが…味方ボールを受けようとする廣瀬が相手の9番のマークを体で抑えようとするが思いっきり押されて倒される。これに激高したのがベンチにいた宮さん、「ふざけんな!」この一言で相手の9番も完全に切れて、なぜか宮さんだけに警告が出される。
この後も相手はゆうやへの厳しいマークをするがこれが結果的に試合を決めた。残り1分、相手はゆうやへのチェックがファウルにとられて後半4度目、これでもらったPKをゆうやが確実に決めて4-2で勝利した。
前節に引き続き苦しい試合でも最後には勝ったtripleS、ここ2試合は本当にチームとしての地力を感じる。体力的にも人数が多いはずの相手が先にバテていたし、しっかり守ること、それだけでなく周りを使って攻めることもできていた。何よりこの日はシュート数も実に多かったし、それらのほとんどがちゃんと枠を捉えていた。相手ゴレイロの頑張りがなければもっと点をとれたはずだし、この戦い方を続けていけば上位4強ともいい勝負は出来るはず。

4ヶ月ぶりNL登場の廣瀬
久々の廣瀬だったが以前と違って攻守に貢献。攻めては試合が止まった一瞬の隙をついた見事なゴールを決めたし、守りでも以前は戻ることができなかったがこの日は中盤で献身的な守りでチームを救っていた。他にも宮さん、直樹の前線2人も守備で相手に厳しくいっていたことが後ろの負担を減らしていたと思う。何より宮さんはあそこで相手のラフファイトに毅然と怒ったあの気持ちが熱かった。警告は仕方がないけど、どうみても相手はプレー上仕方がないファウルではなく怪我せるようなファウルであった。
それでもチーム全体がああいう挑発に乗らないで逆に内に秘めてプレーでお返しできたってのも成長したなと思う。
自分も2失点の内容にあまり満足していないけど、今日は前半の最初以外は課題のスローに無駄はなかった点はよかった。こういう試合だからこそ、後ろからしっかり繋ぐ意識を持つことが大事だと思う。後はエリア外に出てのパスも無難にこなせたのが良かったかな。
次節:第8節 11/9(水)21:45〜 vs FC diabo
水曜ナイターリーグ初参戦、現在2勝3敗の8位。tripleSが負けた鈴与には勝っている。ここを終わるとまた2週間のお休みです。中断前にきっちり勝っていい状態で上位4強との連戦に臨みましょう。
そして今度の土曜日はtripleSにとっては2度目の名古屋遠征があります。前回はTSJとの連合チームでそれなりの手ごたえとカウパーの怪我を持ち帰りましたが…、今回も前回以上の結果と楽しんできましょう。

0