永年の夢・トーエイランドナー
なんとか完成しました。
565mm。色は学生時代のケルビムランドナーに似たライトグリーンメタリック。
憧れの「TOEI」ロゴ。
金線と色がよく合ってます。
インフレーターはイギリス製のAPEXというメーカーのもの。
肉厚なアルミで出来ており、ラピーズなどにくらべるとかなりしっかりした印象・・・但し少し重いです。
カンパの角付きアダプタを付けています。
ホイール回り
リムはスーパーチャンピオン650B。
カンパレコードのRFQL 36Hに国産ステンレス#15スポーク。
クイックシャフトはサンプレ旧タイプ(縦クイック)。
fully先輩に組んでいただきました。
リアのフリー側はダブルクロスというメンドクサそうな組み方。かなり丈夫になるそうです。
タイヤはグランボアのシプレ。
650x32Bの杉目パターンのタイヤです。軽量で走りも軽快です。
リアメカはアメリカ版のルックスツーリングを再メッキしてゲージをショートタイプに変えたもの。
ロングゲージはケルビムランドナーのアルビーに組み合わせてスーパーアルビーになってます。
フリーはレジナエキストラ。
チェーンもおなじくレジナエキストラSLというピンが穴あきの軽量タイプ。
fully先輩からガメたものです。
しかし、カンパレコードにレジナの組み合わせはトップギアがエンドに近すぎて、ユーレーではトップに入りません。
また、入ったとしてもダルマネジのナットにチェーンが擦りそうです。
・・・後日なんとかします。
フロントメカはユーレー800。
ルックスアルビーとか呼ばれてて(このへん諸説あり)ルックスリアメカとセットで使われることが多いです。
実はシュインスプリント(アメリカの自転車メーカー・シュイン向けのOEM品)のバンドを削り、再メッキしたものです。
チェーンリングはCT's製サンプレタイプ、46x30。
純正サンプレだと30Tは穴なしで幅広のリングですがアウターとの統一性を考えて穴あきにしてもらいました。
クランクはストロングライト49D旧タイプ。MAxxxなんちゃら刻印のないタイプ。
真っ白けの中古を磨き倒したもの。光ってますがキズは多数・・・。
Wレバー。
ユーレーアルビー。
鉄部品は再メッキ、レバーは亜鉛ダイキャストという素材でメッキできないのでひたすら磨きました。まあまあキレイ。
アウター受けはカットしました。
サドル回り。
イデアル90アルミベース。
イデアルオリジナルヤグラにトーエイ製1本ピラー。
中古なので仕方ないですがやや上反りになっています。
革はしっかりしてるのでまあこのまま少し様子を見ます。
シートステーは2本巻き。断面は長くもなく短くもなくごく当たり前なカットです。
シートテールはトーエイオリジナル。
CIBIEの白プラのダイナモで灯します。
フロントキャリア
トーエイ製7mmパイプ。
これも永年の憧れ・JOS431C。
トーエイで直付け加工してもらいました。
この直付けブラケット、見た目もキレイでたいへんよく出来ています。
マッドガードはトーエイオリジナルのマビックタイプ。
元々穴を開けてくれてあり、その位置で装着するとキャリアからの突き出し寸法がベストな寸法に。
このあたり実に良くできています。
また、ガードの裏のミミ部分はクラウン裏で少し広げられており、難なくコードを内蔵することができます。
このへんも流石です。
ハンドルまわり。
トーエイオリジナル80mmステムにフィリップランドナー。
このハンドル、エンドのC-Cで405mmと程よい幅です。
また、日東のランドナーバーに比べて下側の広がりが少ないので、同じ幅でもフーデットブレーキ部は日東よりはるかに広く、フロントバッグと手の干渉もなくて良い感じです。
バーテープは手芸屋さんで買った「アヤテープ」という20mm幅の綿テープにシェラックニス仕上げ。
塗り重ねが足りずツヤがありません。もーちょっと塗ります。
ベルは国産のふつーのもの。
ブレーキ。
嫌がるfully先輩から無理矢理取り上げた刻印マファック2000。
チドリはふつーのマファック。
ネジ類はすべて再メッキしました。
ペダル。
ぼくの足が写ってます・・・見苦しくてすいません。
友人にe-bayで落としてもらったカンパレコード環付き。
トウストラップもカンパ。
トウクリップはクリストファ。
自分でもまずます納得できる1台ができました。
末永く乗りたいと思います。

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