サドルが届いて、追加のメッキも上がってきました。
ジタン ツーリングタンデム完成です。
この自転車前に1969年型って書きましたが、さらにググってみると1969〜1974年ぐらいのもののようです。
これとほぼ同型ですし、下の画像(1974年カタログらしい)のParis-Brestという車種のようです。
いずれにしろ半世紀くらい前のものであるようです。
では各部のご説明。
ギア周り。
ディレイラーはアルビーのセット。
元はロングケージのものが付いてたんですが、このギアレシオではロングケージは必要なさそうなのでふつーのケージに。
元々付いてたのは錆が酷かったので手持ちの再メッキレストア品を使いました。
少し使用してたものですが分解してネジやアーム、スプリングまでメッキしてあります。
フリーは14-26の5速。
チェーンホイールはもともと付いてた鉄コッタードクランクにシクロローザの鉄リング。
48x40のクロスレシオ。理想は50x36くらいなんですが・・・。
カシメをはずしてバラして再メッキ。
もとはこんなんでした。
ペダルはUGの兄♭♭♭さんに譲ってもらったリオター460D。
Rキャリヤは純正の鉄のムク。
こんなんでしたが磨いて再メッキして復活!
ブレーキは3系統。
マファッククリテリウムとドラムブレーキです。
左レバーでドラムブレーキ、右レバーで前後のクリテリウムを制御します。
右レバーの引きが恐ろしく重いのでスプリングを自作しました。
ハンドル回り。
フロントは日東の132。
少し古いバルジタイプのものです。
リアは最初、同じく132の390mm巾のをつけてたんですがキャプテンシートにまたがると太ももがバーに当たるのでこれにもともと付いてた420mmの鉄ランドナーバーに変更しました
ステムは前後とも PIVO。
キャプテン側は元付いてたのが100mmと長かったので手持ちの80mmをつけました。
バーテープはシェラックニス仕上げで末端は麻紐でとめてあります。
ブレーキパッドは自作のレジン製。
ブレーキレバーはUGの兄♭♭♭さんに頂いたもの。
サドル周り。
キャプテンシートはイデアル#80。
ストーカシートはまえださんに頂いたイデアルの姉妹ブランド・BIMの#6。
ベースとヤグラは再メッキしました。
フロントキャリヤはシルクのミキストに付いてたムクのもの。
使うことないしサビサビやし捨てよかな、と思ってたのを今回磨いて再メッキして使用。
なんでも置いとくもんですね・・・。
リアキャリアと素材の径もおなじでなかなか合ってると思います。
ランプはソービッツ。
ダイナモの配線。
ここ、ちょっとオリジナルにこだわりました。
元はフランス車特有の透明被覆のダイナモコードが非内蔵で使われたんですがリアBB〜ヘッド下まではコードよりひとまわり太い透明チューブを被せて保護されれいました。
これを再現すべく透明被覆のコードと透明チューブを探したのですがなかなか見つかりませんでした。
あちこち探してコードは某所で、透明チューブはモノタロウで見つけました。
高級車ではない古いフランス車らしい仕様でなかなか気に入っています。
これにて完成。
明日はお花見テストランです。

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