BSグランテック、一応完成しました。
今回のレストアではビョーキみたいにバフかけたり再メッキしたりはしておりません。
そーいう自転車ではないと思いますので・・・。
また、すべて手持ちパーツを使ったのでお金は一銭もかかっていません。
ブレーキワイヤーとかすらストック品で間に合わせました。
しかし寸詰まりな自転車ですね・・・。
ホイールベース920mm・・・
特異なフレーム形状もあり、お世辞にも自転車として「美しい」とは思えません・・・。
ギアまわり。
フランスっぽく・・・と思いましたが、このフレーム形状ではイマイチフランスっぽくはなりません・・・。
プロダイクランクにTAクリテリウムの50T。
シャフトとBBはもともと付いてたもの。
TAクランクにしようかと思ったのですが、シャフト長などの問題でプロダイになりました。
ペダルはデカくてぶっさいくですが、折りたたみの機能を損なわないためにオリジナルのまま。
今では折りたたみペダルも何種か市販されてるらしいのですが、どっちみちぼくが美しいと思うようなデザインのは無さそうなのでこれでエエです。
Rメカはユーレーチャレンジャー。
14-28の6速フリーを何のストレスもなく多少踏み込んだ状態でも確実にチェンジすることができます。
アルビーでは出来ない技?
チェンジ性能ではウチの自転車では一番かも・・・。
やっぱり新しいモノ(とはいえ70年代部品ですが・・・)は性能良いです。
サドルは中途半端な時代のブルックスプロフェッショナル。
カタチは不細工です。
まあ、ヘタリもなくキレイなので・・・。
ピラーはオリジナルのまま。
もう少しサドル上げたいので長いピラーあれば交換したいです。
フレーム形状からすると、サドル上げる=ハンドルまで遠くなる、なので長いピラーが望ましいです。
シートチューブ径は26.8mm、誰か余ってません?
ブレーキ回り。
マファックレーサー。
シューを一番上に上げてギリギリでした。
元々が右引きのダイアコンペサイドプルなのでワイヤーの取り回しにやや難があり引きは重いです。
ハンドル回り。
バーは元々のがややアップ気味のオールランダーで、不細工なので手持ちのものに変えてみました。
ステムはオリジナルの手回しクイック仕様。
ブレーキレバーはfully先輩からガメたマファックのフラットバー用。
ワイヤーの取り回しが上手くいきません・・・。
チェンジレバーはサンツアーのラチェット式。
コレ結構使いやすいです。
南港までテストラン。
寸詰まりなフレームはかなりクイックで慣れない身には乗りにくいですが少し走ってると慣れてきました。
ただ、交換したハンドルの幅が狭く、安定を欠く気がします。
慣れないオールランダーバーはブレーキもかけにくい・・・。改善の余地ありです。
まあそんなにポタ車なのでこんなもんでいいでしょう。
帰ってからハンドルバーをオリジナルに戻しました。
ワイヤーの取り回しも少し変更。
これで一応完成です。

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