東京都立小山台高等学校シンフォニックバンド第14回演奏会。
午後と夜の2回公演を1日でこなすのだが、よくこれだけ大勢の人が聴きに来るなと、毎年感心している。
3部構成で、第3部では講師も一緒に演奏をする。
管楽器はダブって演奏するから良いのだが、打楽器の場合はダブるわけにいかない。結局生徒の乗り番が減ることになる。
毎年疑問に思っていたのだが、今回はそのことを素直に話し、生徒や先生の間で話し合ってもらった。その結果、それでも講師が乗ることに意義を見出しているそうなので、今回も乗ることになった。
それにしても、メインの「展覧会の絵」のティンパニを、俺がやっちゃって良いのだろうか?やっちゃったけど・・・
第2部では、ディレクターズ・バンドのコーナーがある。講師陣のみによる演奏だ。
今年はフルート、クラリネット、ファゴット、ホルン、チューバ、コントラバス、パーカッション、という妙な編成。
2曲演奏したのだが、合間のMCを担当。シエナ等でよくやる、上から目線強引MCだ。
ま、お客さんが喜んでくれれば、何でもやらせていただきます。
最後にね、3年生がこれで引退です、みたいな儀式があるわけです。
いろんな学校がこういうことをやりますが、20代のころは、「お客さんには関係ない、内輪のことをステージでやるなんて」と、あまり良い気はしなかった。
しかし年々この考えは消え、今ではこれもアリだなと思えるようになってきた。
まあ、お客さんは身内が多いだろうしね。
こういうものなのだ、と思えば思える。
だいたい、ステージ上で一緒になって感慨深くなり、ジワーっときちゃってるんだから、俺も年を取ったな・・・