今日。休みだが休出。体は働いても魂までは売るまい、というつもりで、休出の時はお気楽に構えることにしている。職場の正社員に、キレやすい人がいるのだが、一日にユンケルを三本も飲んでいるらしい。ものによるけど、そんだけ飲めば興奮剤に成り得るのではないか。そりゃ、キレるよ。昔、安い栄養ドリンクを二本と缶コーヒーを一晩で飲んだときに、心臓がバクバクなったことがあり、飲むとしたら一日一本にしよう、と決めたことがある。そのキレ社員は、三本も飲まないといけないくらいなら、医者に行ったほうがいいのになぁ、と思う。しかも終業直前に倉庫に駆け込み、水割りウィスキーの缶を一気しているらしい。それでクールダウンでもしないと、寝られないだろうけど。セコい版の、シャブと睡眠薬の悪循環みたいである。別の社員は、「食器用洗剤って、体に悪くて危ないと思うから使いたくない」と言ったそばで、コーヒーにクリープを山盛り六杯入れているのを見て、ずっこけてしまった。毎回クリープ六杯のほうが怖いっちゅーの!しかもガサツにクリープを入
れるもんだから、給湯台はこぼれたクリープでザラザラしていて、それを俺はよく掃除する。世の中、健康指向だと言っているのはマスコミの喧伝ではないのか。市井の末端はこの通りメチャクチャである。彼らが極端なだけかな。おわり。


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