職場のみなさんが「今年はいろいろ・・・」等と、一年の締め括りの言葉を残して帰っていく。こちとらは明日まで仕事である。明後日には、正月をしかも薩摩で迎えているとは想像できない。ただ通勤中の外の空気は何となく年末っぽい。テレビでは混雑するアメ横を映し出していたし、職場の傍の神社では締め飾りを売っていた。年末から正月の風景は好きである。忙しくも穏やかで、やっぱり日本独特の空気なのではないか、と思ってしまう。自分の動きだけ、日常的なだけで、世間はちゃんとお正月なのである。実家に帰ると親戚がいっぱい集まり、俺は面倒臭がりなので、結構煩わしく思ってしまう。申し訳ないのだけれど。旧友もそれぞれの正月があり、逢えない。酒飲んで寝て、夜起きて、っていうのがここ十年くらいの定型である。しかも今年は大晦日に帰り、三日には東京に戻ってくるから、慌ただしい。家族が元気なのを確認できるくらいかなぁ、良い事は。ネコちゃんと会う、という最大の楽しみも今はもう、ない。それが一番楽しかったのだが。初日の出は観たいけど、天
気が悪そうだ。それよりも、休憩を終えて今からやる仕事が面倒だ。写真は、昨日買った、ルームソックスとスリッパの合いの子のようなもの。漫画みたいで愉快だらう。冷え症なので重宝するかも。おわり。


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