昨日。仕事後にK嬢と食事して帰宅すると、先日ヤフオクにて落した、ジュディ本が届いていた。彼女の死後、割と早い時期に出版されたものだ。映画のスチールが製作年度順にいろいろ載っていて、観たことない写真がほとんど。ネット上にあるのは、当時の出版物に掲載されたことのある、出版元に残された写真、この本のは、映画会社に残されたものかも知れない。ある時期以降、映画から撤退するまでの、撮影中のジュディは、精神状態がまともでないことの方が多かったみたいだが、映画、および写真の中での生き生きとした表情は素晴らしい。我々凡人からすると、荒れた心から、撮影の間だけスイッチが入って輝く、その仕組みは理解しがたい。それができたればこそのスターなのだろうけど。晩年のライブでは、客の前であっても尋常でない状態を曝け出したという。映画と違って、客前の一発勝負だから、比較はできないが。それでも時々、信じられないような奇跡のコンサートをやってのけたのだから、伝説なのである。きっと本当は神様か何かで、間違って下界に降りて
きてしまったのかもしれないぞ、と、その歌声を聴きながら、思う。今日。いつもより30分早く家を出たが、電車が遅れてギリギリ間に合わなそうだったので、一つ前の駅で降りて、散歩。すっかり春。光の粒子がやはり冬とは違う。パワワワ・・・という感じだ。一年中、こんなだったらいいのに、と思う。いま休憩。おわり。


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