先週の火曜、水曜、K嬢の生誕祭。彼女が美味いものを食べて悦んでいるところを観たいので、美味いものを出してくれる店へ。K嬢の、喰いモノ・シックスセンスは絶対外れないので、「ここは良いかも」と予言した、Tという店を予約する。神保町でプレゼントを買った後、K嬢(アコーディオン)とK嬢(ヴァイオリン)と待ち合わせて、T店へ。ここは、基本、天麩羅屋なのだが、西洋料理も修行した方がやっている店で、和洋折衷した料理が大評判とのこと。鯛のサラダ、鯛の兜焼き、牛頬肉のカプレーゼ、そして天麩羅。どれも本当に素晴らしく、我々が美味いものに接した時に起こる現象、「ロイヤルサイレント」に陥る。平日で個室だったので静寂に包まれた。人は、本気で感激した時には、案外言葉が見付からないものである。しかし、牛頬肉、本当に頬が落ちた!T店を後にして、ロイヤルサイレントの反動、皆、たいそうシャウトしたくなっている。つまりカラオケージョンである。K鉄へ移動、採点がいつもより厳しい気がして
「あれぇ〜?」等と首を傾げながらも、たんまり歌って楽しむ。オレもおめでとうの意味を込めて、幾三・吉の曲をいつもよりコブシ多めに回した。楽しい時はあっという間に過ぎ去り、お開き。次の日。貴族のようなアフタヌーンティーを食べに、某百貨店内のロイヤル喫茶へ。映画で観るようなタワーになっている洋風お茶菓子、というか、豪華なサンドウィッチまで付いているので、食事のようだ。各階の菓子を征服しながら進む、あれ、さっき思った映画ってブルースリーの死亡遊戯、もしくはファミコンのスパルタンXだっけ、いや、やっぱり麗しい貴族映画である。ちなみに隣のテーブルにはフランス人親子がいて、天使のような女の子がケーキを食べていた。素敵過ぎるアフタヌーンティー・タワーに、やや圧倒されつつも、完食。まとめると、お好みの生ジュース、お好みの紅茶かコーヒー、マカロン2種、個包装サンドウィッチ2種、お好みのケーキ、クッキー2種。貴族達は、毎アフタヌーンティーに、これだけ食べてるのかもしれない、凄い、と思った
。味は勿論、完璧である。ロイヤル喫茶を後にして、K嬢(ヴァイオリン)と合流し、銀ブラをする。そして、ケロンパ激怒したらしい、アバクロへ入ってみる。クラブのような照明、音響、いきなり上半身裸のマッチョ白人がお出迎え、店内の至るところで外人が踊っている、など、衝撃的過ぎて笑ってしまった。あれはあれで面白いと思った。是非は置いといて。H&M等もゆっくり回ってお買い物を楽しんだ。最後の仕上げに東京駅近くの中華にて、焼そば、冷やし、スープ炒飯、酢豚等を食す。どれも絶品。みんなで思い出話し(主にアバクロ)をしながら羽根を休めた。美味しいものを食べて愉しそうにしているK嬢を見て、安心。いつもありがとう、そして、すんません、と思う。オレもアバクロのマッチョ白人のようになれるように、この夏は、各種ダンベル等を駆使してヴィルドアップしますので、これからも仲良くしてくださいネ、おめでとう!おわり。


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