さて。先日、ヘッドホンを買ってしまった。前から欲しいと思っていたものがクリスマスセールという甘い名称のもと、売られており、実際、底値だったからであるが、ここらへんまでは先日書いたっけ。んで、届いて、まる二日分くらい、ヘッドホン君に音を聴かせた。エージングと言う。これも書いたっけ。んで、エージングというのは、このやり方が正しい!ってのが、無い。こうした方が良いらしい、というのがあるけれど、科学的に証明されていない。証明されるも何も、そもそも、科学的云々なんて無く、使ってりゃあ、馴染む、ってだけの話だと思う。では、なぜ、曖昧になってるか、と言うと、オーディオマニヤの話の種が無くなってしまうからではないか、と思う。彼らの言っていることは大体、話し半分である。音楽に「気のせい」という要素は必要だから、別に良いとは思うけど。んで、エージングも半分以上終わり、だいたいそのヘッドホンの持つ特性が引き出されてきた、と思う。思うだけであるが、安心して聴ける感じになってきたので、きっとそうなのだろう。解像
度は高く、つまり、細かい所がよく聴こえる。その割りには聴き疲れがしないように思う。装着感も、見た目は奇っ怪ながら、前に使ってたやつより、痛くならない。良い買い物をした、と思う。今週は向田邦子さんの本を読んだ。彼女の3年間の鹿児島時代、通っていた学校がオレの卒業した学校と一緒である。思い出に出てくる地名も馴染み深く、嬉しい。実家にも随筆が一冊あって、たぶん母が読んでいたのだろうが、それも当時読んだけれど、いま読むと、いろいろ思うところも多く、つまり向田さんの随筆は大好きである。またいろいろ買って読み返してみようと思う。いま休憩、おわり。


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