最近、中期・河合奈保子チャンサウンドを含むPV(イメージビデオという言い方がピンと来るが)をYouTubeでよく観るせいか、AORサウンドが気になり、少し漁ってみた…漁ると云うのは、まずはAmazonでAORという言葉で検索し、コンピが引っ掛かったら収録されている曲目およびアーティストをYouTubeとwikiで検索し、グッときたものについては、Amazonに戻って欲しいものリストに登録する、という現代っ子っぷり。最終的には新品買うか、中古探すか、レンタルで借りる。未CD化のアナログについては、レコ屋に行ったら探してみるが、昨日検索した中には数万円の値が付いているのがあって、そういうのはYouTube観ながらヨダレを垂らすしかない。明るくないジャンルについては、上記のような探し方が出来るようになって、至極便利、マイコン時代の到来に感謝である。高校生の頃は、ムック本とか、ラジオでDJが言うアーティスト名をメモったりするしか無くて、間違えたりして見つからなかったりしたものだ。あとはCDショップにて、感覚を研ぎ澄まし、ひたすらジャケ買いをしたり。高校生に潤沢な予算など無いから、ジャケ買いも命がけであったが。ヘンなブートを買っちゃったりとか。念力ジャケ買いが楽しいもんだから、スタンダードなロックをスルーして、現在になって慌てて聴いてみたりして、あぁ、聴いておけば良かった、と思ったり。いろんな失敗があったから、試聴機代わりになるYouTubeは無茶苦茶便利だと思う。でも、アルバムがまるまる一枚上がってるのは、やはり罪悪感で全部聴かれない。掻い摘んで、いいと思ったらそこで聴くのを止めて、合法的な入手法を考える。まぁしかし、思い出してみても、他のどんな方法よりも、サイケジャケ買いの魅力には勝てないような気がする。サイケなジャケを観て、こんな感じでは無いか、と想像するのだが、想像を凌駕するようなモノには、なかなか出会えない。思ったのと全く別のベクトルで、ビックリする事もある。またやってみたいなぁ、念力ジャケ買い。おわり。


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