この日記にも数億万回くらい書いているが、兎に角、寒いのが苦手である。毎年、冬はひたすら、この寒い季節が早く過ぎ去りますように、と祈る毎日だから、ここ最近のような気候は、感動のあまり泣きながら全裸で飛び跳ねるくらいの有難さである筈なのだ。しかしいざそうなってみると、有り難味など忘れてしまっている。理想の気候だからこそ、こうやって何も感じる事のない状態でいられるのだろう。SNSで、寒い時の書き込みなどを眺めていて、ふと思った。今日は一日、ユル雰だった、という事だ。
そういえば、勤め先の近くのウコッケイ神社でいつものようにウコッケイちゃん達を眺めていたら、知らないおばさんにいろいろ質問された。何という種類の鳥か、とか、餌はキチンと与えられているのか、とか。とてもかわいい鳥ですね、とか。オレは関係者でも何でもないが、訳知り顔で、それなりに答えておいた。オレとおばさんのやり取りの間、ウコッケイちゃんは、地面にペタっとなって、土を必死にかぶっていた。おわり。


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