昨日、日曜、休み。午前に目を醒まし(普通、当り前だ)、ベランダに用事があったのだが、ベランダに通ずる窓は、ソファとその間に無造作に挟んだ段ボールに阻まれていて、何故かというと、家はアパートメントの一階にあり、窓は駐輪場に面しており、カーテンでも開けようものなら、忽ち私生活は他の住民に晒されてしまい、そうなると、オレの女装しつつのボディビルの趣味等がバレてしまい、バレて何が面倒かと云うと、同じ趣味の人がいた場合に付き合いが発生してしまうからであるが、それは置いといて、兎に角、ベランダに出る用事に伴い、挟まった段ボールを片付けて、縛った。そうなると、模様替え欲がむくむくと沸いてきて、頭を擡げ、6連勤の後の疲れをモノともせず、否、少しはモノともしたけれど、ノープランながら、ノーブラでは無いよ、ちゃんと男性用ブラを、鍛えた胸筋の上に着けてたんだから!、それは置いといて、そんなフィーリングでMo-yo-Gaeを始めたのである。ノープラン故、行き詰まりながらも、違う風景を目指して、試行錯誤。殆ど使わないにも関わらず、奥に仕舞うには気が引けるモノ等が、結局溢れたりして、完成は先延ばしのまま、一旦、収める。ていうか、完成なんてしたことあるのか、わからない。いつしか夜の帳は降りて、K嬢と近所の美味いラーメン屋へ行ったら休みでギャフン、向かいの蕎麦屋へ。テレビで平清盛をやっていたので、取り敢えず眺めてたら、狂った三上博史が、壇れいを物の怪呼ばわりした後、雷の中、松雪泰子を抱く、という凄いシーンをやっていて、そんなエッチな時代ポルノ、恥ずかしい!と、両手で顔を覆いつつ、指の間からチラ見。美味しい蕎麦を喰べ終えて帰宅、公営放送にて、中国の、高い標高の土地に棚田を作って暮らす民族のドキュメント。山を崇めて、湧き水の恵みを授かり自分達の食べる分だけの米を作り、助け合って暮らしている。オレは街っ子だし、田舎に憧れは無いし、オーガニックな志向も無いけれど、ああやって過不足無く暮らしている人々を観ると、美しく思う。誰かが死ぬと、農作業に使っていた水牛を生贄にする。あの世でも、同じ様に農作業できるように、との願いらしい。そうやってこちらとあちらを地続きに考えているのに感心した。模様替えのまとめをしつつ、ダラダラして、寝る。良いお休みでした。おわり。


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