上関原発予定地周辺にボーリング120本を打ち込むという環境詳細調査が20日から始まると報道された。もしボーリング調査が実行されれば海は汚染され破壊されることは間違いない。今、23年の原発問題の歴史の中でも最も岐路に立たされている時期だと思う。この調査が終われば一気に建設への可能性も高い。当然のごとく予定地対岸の祝島漁船団は抗議運動を起こす。
以前も言ったが僕は3回瀬戸内を横断した。瀬戸内の多くをこの眼で見てきた者として言えるのは上関海域は瀬戸内海でも一番美しい原始の海を残している。その海を破壊されるのを黙って見過ごすわけにはいかない。この度、地元カヤッカー有志が集まり祝島漁民と共にデモ隊を結成することにした。この問題は上関町だけの問題ではない。周辺各市町村市民のいかに無関心なことか。お金・地位・名誉は一旦置いておこう。各個人の素直な意見を言えれば世論は変わる。世論が変われば世界が変わるのである。祝島漁協は無理やり漁業保証金として口座に振り込まれた5億円をそのまま返還した。23年間休むことなく毎週続けられたデモ行進は900回を越えた。その男気に僕は賛同する。
6月20日 早朝5時上関長島中の浦海水浴場にてデモ隊は出発します。もし賛同してもらえる人は是非来てください。参加待ってます!

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