16日から17日にかけて待望の「瀬戸内の小島で獲ったドーと叫ぶツアー」をいよいよ開催。場所は笠戸沖にポッカリと浮かぶ無人島の古島。持参するのは米・味噌のみ。(じつはこっそりと野菜をしのばしていたのだが。。。参加者の方も密かに独自の食料を用意していたらしい笑)昼過ぎに島に到着していよいよ食料調達に皆が走る。唯一の女性参加のMちゃんは海岸沿いにニイナ貝や亀の手を採取。M氏はカヤックの上から釣り糸をたらし次々にベラをゲット!K氏、K竹氏、ダイドックはスノーケルにもりを担いで意気揚々と海に潜る。藻場ではべラやアイナメ、ときおり巨大なチヌの群れが目の前をよぎっていく。なかなか泳いでいる魚を突くのは難しい。巨大なムラサキイガイ(ムール貝)が岩場に引っ付いているのを見つけては引き剥がす。そのうち少し向こうで「ブオォォー!」という雄叫びが聞こえた。K竹氏だ。おそらくシュノーケルをくわえて獲ったドーと言われたに違いない。高々に掲げたもりのさきにはなんと!タコが!大物だ。ご馳走だ。
1時間も5人で行動すると充分すぎるくらい獲物を取れた。今夜のメニューはタコの刺身にベラやムール貝を煮込んだ海鮮味噌鍋。ウーム、ベラなどは普段口にすることは少ないが新鮮なのでなかなか旨い!ムール貝も貝柱がこりこりしていて美味。酒もすすんだ楽しい酒宴は楽しかった。やっぱりアウトドアは獲ったゾーだなぁと皆納得!?
夕食後、予報通り強い雷雨が到来。みな自然の脅威をタープの下でじっと我慢する。浜の虫などもタープの下に集まってくる。30分くらいで強い雨足は納まったようだ。
浜のやわらかい砂のベットでほろよい気分で眠るキャンプの夜だ。最高!
早朝、K田氏合流。天候が崩れそうなので無人島から笠戸本島に早めに戻る。岬周辺で潜るがあまり獲物はいない。藻場がすくないようだった。
カヤックで釣りをしていたM田氏がくやしそうな顔!巨大なタコを取り逃がしてしまったようだ。残念!
今回が初めての試みでしたがなかなか充実したツアーでした。全てがお膳立てされたツアーもいいですがやっぱり自分達の手で獲物をゲットするのはやはり人間の原点。夏の限定ツアーです。

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