第五次瀬戸内横断隊、今年も無事祝島に到着することが出来ました。
今回はこれまで完漕した中でももっとも厳しい天候の中での完漕でした。
目一杯漕いでギリギリ祝島に間に合ったという感じで充足感に溢れる旅でした。
今年もまた新たな発見や仲間のみなさんとのつながりが出来嬉しい限りです。
隊員のみなさん、関係者、サポートして頂いたみなさん、いつも歓迎会を開いていただいている祝島のみなさん全ての方に感謝です。
ありがとうございました。
瀬戸内カヤック族の技術向上を目的として始まった横断隊ですがだんだんと指針が見えてきたような気がしています。
それは瀬戸内の海文化の再興。手漕ぎの船で行う長距離の航海によって、かつて自由に瀬戸内を行き来した水軍や瀬戸内の海洋民が行った航海を再現していることも分かってきました。
昔に戻ることによって環境問題に対するヒントも見えてきます。
ガソリンを使わずに海を進み夜は焚き火で暖と食事を取る。
人はたくさんのものがなくとも暮らしてゆける。シンプルになることで研ぎ澄まされてくる人間の本能が見えてくる。
カヤックという道具を駆使し仲間で行動することでとても多くの事が見えてきました。
さて、大切なのはそれを知った者がどう動いていくか。。。
今後が楽しみです。
詳しくは横断隊ブログまで。
http://blogs.yahoo.co.jp/oudantai


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