凄いニュースが飛び込んできました。
なんと環境エネルギー研究所の所長でもある飯田哲也さんが来月行われる山口県知事選に出馬されるということ。
アースデイ瀬戸内にもゲストスピーカーとして講演され、祝島での「自然エネルギー100%プロジェクト」でも活躍される山口にとても馴染み深い人。実は地元周南市の出身でふるさと大使も務められている。
僕も何度か交流をしたこともあるのですが、印象としてはとても知識のある方で全ての質問にたいして曖昧なところがなく的確な答えが返ってくるということ。温和で紳士な風貌だが、自身の信念と目標に対しては貪欲なまでの行動力と芯の強さが印象的でした。
3・11以降はテレビでも多く出演され自然エネルギーの第一人者として全国に名を広めることになりましたが、それ以前は国家を挙げて原発推進に日本が進んでいる中で孤軍奮闘の自然エネルギー普及の活動を続けておられていました。
脱官僚・脱政党・脱中央を掲げられ、市民の強い希望によって出馬を決意されたということ!
いや〜ようやく県知事選挙の投票に行けそうです。
山口から平成維新の胎動が始まった!
以下飯田さんのツイッタ―から抜粋。
【山口県知事に出馬します!】
私、飯田哲也は、7月29日投開票の山口県知事選挙へ立候補することを決断いたしました。山口県知事選挙への出馬について、この間、熟慮に熟慮を重ねてきましたが、やはり故郷山口への想いは強く、今の立場を捨ててでも挑戦したいと思い至りました。
皆様には、これまで明確なお答えができず、お騒がせしてしまったことをお詫び致します。なぜ今、山口県知事選挙に出馬するのか、国の原子力・エネルギー政策の転換期ということから、多くの方から疑問を投げかけられました。
県知事という政治家よりも、これまでどおり、国も地方自治体も国際機関に対しても、また政党や考え方を問わず、自由かつ独立の立場から政策提言し、その実践を助言した方が、リスクが少ない上に効果的だという助言もいただきました。しかし私は、以下の理由から、この山口県知事選挙とその職に賭けることを決意しました。
@ 311後にエネルギー政策を変える使命があり、中央政府が逆回転し始めた今だからこそ、地域からの歴史的なダイナミズムを生みだしたいこと
A故郷・山口は明治維新を生み出した地であり、立場・考えの違いを超えて、必ずや県民のみなさんが私の信念に呼応して決起して下さると信じていること
B日本中が閉塞感に覆われるなかで、故郷・山口から「脱官僚・脱中央・脱閉塞」による開かれたデモクラシー改革を通じて、「ほんとうに豊かな21世紀の地域社会」を目指したいこと
山口には、世界に誇るべき自然や歴史、文化があり、また山口県民に脈々と受け継がれた「維新のDNA」は、この困難な時代を切り開いていく可能性を秘めています。私は、女性や若者が将来に希望を持てる、子を産み育てられる、ご年配の方々が安心して住み続けることができる、すべての人に開かれた民主主義と世界水準の生涯教育を通じた知識革命によって、21世紀型のほんとうに豊かな「持続可能な地域社会」を実現していきたい。
明治維新を成し遂げた山口県民の「維新のDNA」と、世界中に広がるわたしの知識・経験・ネットワークを組み合わせて、山口から再び日本を変えていきたい。しかも今度は、山口が福島を助けるための維新を興していきたいとの想いから、この度の出馬を決断いたしました。
今から35年前、私は大志と不安を抱えて、夜行電車に乗り故郷山口を後にしました。そして今度は、県民のみなさんとともに、未来へ希望を生み出す志をもって、山口に向かいます。

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