あーすガイドと名乗るらんぼう君という若者がいます。
自然と寄り添う暮らしを実践する人達を訪ね、その暮らしを体感するスタディツアーを全国各地で開催しているのですが、今回久しぶりにダイドックに若者を引き連れてやってきました。
今回のテーマは「佐合島で自給自足カヤック!」ということで島までカヤックで渡り食料は島の中で調達するというサバイバル的な企画でした。
海そして山には食べれるものはたくさんあります。潮が引いた海岸ではワカメ、イロロや亀の手、イガイ、岩蠣をゲット。山ではタケノコやカラスのえんどう、イタドリ、ふきなどたくさん採れるものがあります。みんな初めて食べる食材にびっくりしていたようです。
全てスーパーで買った食材でアウトドアに出掛けるのも悪くはないですが、自然の恵みを直接頂くことはより深く自然を知ることにつながります。
シンプルな生活こそ持続可能な社会につながる第一歩です。カヤックはその自然を知るための最適な道具。そういった視点でカヤックに乗ると海もまた別の景色が見えてきます。
自然と共生したいと願う若者が増えていることを実感しています。好奇心旺盛でみんな目をキラキラさせて島の生活を楽しみました。彼らが自分の居場所に戻ってこれからどういった世界を創り出すのか本当に楽しみです。またそういった人たちを繋がり合うことがまたより良い社会を創ることなのだなと今回のツアーで思いました。


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