夏の間、たくさんお世話になった佐合島の海に恩返しの気持ちを込めてビーチクリーンを行いました。いつもは冒険学校の生徒たち親御さんで行うのですが、今年は角島ビーチクリーンプロジェクトを先導するマイクとも出会ったこともあり少し規模を拡大して行うことにしました。
いつもは島の集落側だけでしたが今年は船でしか行くことのできない島の裏のビーチまで漁船+カヤックで上陸して浜掃除。
何十年間もの積もったゴミを拾うのは大変ですがきれいになった浜を眺めると本当に気持ちよい!!すがすがしい気持ちになります。
あと3回くらい行えば島全体がきれいになりそうです。
大量のゴミを拾いながらなぜ人はゴミを捨てるのだろうかと考えてしまいます。やはりそれは現代人はいのちの循環が見えていないことに原因があるように思います。捨てたゴミは目の前から見えなくなっただけで、いつか自分のもとに形を変えて戻ってきます。すべての自然と私達は繋がっていることを日本人は特に忘れてしまっているように思います。
ビーチクリーンを通じてまた海と人の関係性を思い起こし、海の視点から物事を見れるようになればうれしいですね。
プラスチックが環境に残るのは1000年と言われています。身近なゴミを少しでも拾うだけでも1000年先の世代にツケを残さない環境活動ともいえると思います。
あきらめず、少しづつでも、いつかゴミを拾う必要のない海が訪れることをイメージしてこれからもビーチクリーンを続けていこうと思います。
参加してくださってみなさま、ありがとうございました!


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