6月に行われる、3万年の航海徹底再現プロジェクトの台湾行きにそなえて自主練。プロジェクトリーダーの海部博士からは「今回は17時間の夜間漕ぎと24時間のぶっとおし漕ぎね〜。」と簡単に言われるが、長時間、外洋のいきなり漕ぐことは簡単ではない。(当然だが)
技術はもちろんだが海を長時間動ける身体を事前に作っておかなければ本番はつらい。
このシーズンはスナメリをよく見ることができる。イワシを追って集団で捕食をしていた。カヤックは音もしないのでスナメリ観察には絶好の道具だといつも思う。
子どものスナメリは好奇心が旺盛なのでカヤックに近寄ってくることもあります。(動画はダイドックのフェイスブックページにて)

上関長島の南端。本当に美しい海だ。透明度は間違いなく瀬戸内海随一だ。遠く国東半島と佐多岬を望み、豊後水道から黒潮の匂いが届いてくる、内海と外界が交差する水の交差点ともいえる海域。

祝島では今年2隻目の木造船の造船がすでにはじまっていた。
これも日本列島では見ることのできなくなってしまった貴重な出来事を目の当たりにしているのだろう。
平生の佐賀から40qくらいのパドリング。久々の長距離漕ぎに体の疲労感が心地よい。これから距離を少しづつ伸ばしてゆこう。

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