おととい日本航海協会の奥キャプテンから「平生に日本丸が入港したから会いましょー!」と連絡が入った。ホクレア日本航海でのサポート、そしてホクレア世界航海クルーでもある日本人随一のウェイファウンディング術を持つ奥さんであるが実は日本丸や海王丸が所属する海技教育機構のキャプテンでもある。
平生湾に日本丸が入港するのは珍しい光景でもあるが乗船する生徒達がカッターで上関に上陸、その足で僕も日本丸に乗れることになった。
船長室でいろいろ船のことを説明してもらった後はチョッサー(一等航海士)に船全体を案内してもらう。もし18歳だったら必ず僕も日本丸乗船を志願したことだろうなーと妄想もふくらむ。生徒達は本当に良い経験をしているようです。短い時間でしたが乗船をさせていただいたことに感謝です!
奥キャプテンとも下船してから上関道の駅でしばし談笑。この夏の行ったミクロネシアのアウトリガ―カヌー「ツクヨミ」航海の話や今後建造予定のカヌーの話。奥キャプテンも今は日向に自宅を構え造船材についても良い情報交換ができました。
奥流のタンジェント航法(これは目からウロコでした。)も伝授していただき3万年の航海のほうにも役立ちそうです。
日本航海協会と瀬戸内伝統航海協会はほぼ同じ目的に向かって動いていると思います。今後もいろいろお互いに連携して目指す未来に航海できてゆければ嬉しいです。


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