久々にホリエモンの登場であるが本人は出廷しないまま控訴は棄却となった。一審判決の通り2年6ッカ月の実刑判決である。弁護士は更に上告すると言うが結果は同じだろう。
控訴審には出廷する義務は無いとは言え、あれだけ多くの人に損失を与えておいて顔も見せないとは余りに無責任である。裁判長も「被告の規範意識が薄弱で潔さに欠ける」と断罪した。弁護士は当該事件は「検察が作り上げた蜃気楼」と批判しているがIT寵児の被告こそ蜃気楼である。この弁護士は社会正義が解っていない。ホリエモンの弁護士として次々上訴すれば莫大な弁護料を稼げるから粘っているだけである。自分こそ正義の蜃気楼である。
ホリエモンは今も六本木ヒルズの最高級マンションに住んでゴルフと美食と旅行に明け暮れていると言うから腹が立つ。何しろ100億円以上の現金を持っていると言うから贅沢三昧の日々だろう。年利6%で回しても毎月50000万円が入る計算である。
これから民事上の責任が追及され損害賠償請求訴訟が次々起こされるだろう。既にフジテレビや個人株主から集団訴訟が9件あり、請求総額は716億円もあり、内一件で東京地裁が95億円の賠償をグループに命じた。ホリエモンの個人資産も何れは賠償金に充当されて無一文になるだろう。そうでなければ世間は納得しない。なけなしの老後の資金をライブドアの株に注ぎ込んですっからかんになった人が数万人もいるのだから、ホリエモンがのうのうと生きて行ける筈がない。怨嗟の想念に呪い殺されるだろう。
ホリエモンもそれが解っているからこそ、今の内に贅沢に使おうと焦っているとすれば益々腹が立つ。

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