北朝鮮の金総書記が脳梗塞で倒れて四肢麻痺になった公算が大きいと、アメリカの元CIA部長が述べた。事実とすれば大変な朗報である。然し過去数回に亘って金正日の重病説が流されたがその度に裏切られてきた。昨日は北朝鮮の建国60周年だから最も重要な行事であり、その閲兵式に金総書記が出席しなかったのは余程の異常事態であり、重病説は信憑性が高い。
金正日は過去に糖尿病が悪化して欧州から医師を招いた事があったが、今回は近くの中国から医師団を招いた様子で、緊急治療を要する事態だと推測されている。他国から医師団を招けば何処からとも無く情報が漏れるものである。北の高官はこのデマは一顧の価値も無く謀略策動だと一蹴したがコメントしただけでも怪しい。私は本物だと思う。
若し脳梗塞なら復帰の見込みは無いだろう。息子を後継者に指名して退くか、或いは軍事委員会による集団指導体制に移行すると思われる。北の軍部も総書記同様に非民主的組織だから俄かに国家政策が変わると思えない。軍人トップは井の中の蛙で大海を知らないから、自分達が最強だと思っているに違いない。暴走しかねない危うさがある。
若し金体制が崩壊すれば今こそ中国の出番である。共産主義でも良いから兎に角まともな国の形を造る様指導して欲しい。但し属国にするのだけは止めないと国際社会と深刻な対立を招くだろう。
金正日には脳梗塞こそお似合いの天罰である。四肢麻痺なら身体拘束である。多くの拉致被害者は身体拘束で精神梗塞見たいなものである。因果応報で、カルマの法則である。

0