昨日も習志野C/C クイーンコースに行ってきた。天気予報では良く晴れて温かくなるとあったが、殆ど曇りで気温も上がらず突風も凄かった。セーターは不要と思ったが念のため持参して良かった。寒の戻りだと言うが何故初めから判らないのかと不思議である。一日中ストーブを着けっ放しだった。灯油を買っておいて良かった。
昨日の相手はホンダの9年後輩で64歳の男と、練習場仲間で定年に成り立ての61歳の男と独身のキャリアウーマンの54歳の熟女である。お互い顔なじみである。
ホンダの後輩はゴルフの練習をした事がないと豪語している。毎月一回は一緒に回るがさっぱり進歩しない。体格が良いので良く飛ぶがアプローチも良く飛ぶのが難点である。時々凄い当りをするのが楽しみで来ているのでスコアには全く拘らない。私は彼のスコアをつけたことが無い。計算機が要るほど大たたきする。ルールもマナーも知らないので厳しいゴルファーを不快にさせると思うが悪気はないから私は平気である。寧ろプレーの遅い人が一番苦手である。
61歳の男は習志野のハンデ14を取った猛者で、毎日のようにピピに来て600球は打つと言う。私は平均150球だから私の4倍も打つ。ネットに直接当たるほど飛ばすので一緒に回ると嫌になる。まだ競技志向でシングルを目指しているのでルールとマナーには煩い。自分のマナーは良いが他人のマナーが悪くても一切気にしないところが素晴らしい。
54歳の熟女はまだ現役で未婚である。ピピでも熱心にプロのレッスンを受けているが上達が著しいとは言えない。ピピの爺のアイドルと呼ばれる女名人とゴルフを鍛えた仲であるが,片や競技志向でルールとマナーに煩いが,片やおおらかで一切気にしないから相性は悪い。彼女も女名人と一緒に回ると叱られっ放しでへこむとぼやいていた。私は女名人から自分は一緒に回りたくないから時々誘ってやって欲しいと頼まれた。一般のゴルファーはルールも知らないしマナーにも左程気を遣わない。後輩や熟女が普通のゴルファーである。ゴルフ原理主義者はこれが許せないから一々説教する。狭い、小さい価値観に凝り固まった人を観ると哀れを催す。私が喧嘩する相手も殆どがゴルフ原理主義者である。
さて突風の中私は44・44の88で周り、猛者の89に一打勝ってご機嫌で帰ってきた。他の二人は数えるに値しない。

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