昨日でマイクロソフトの基本ソフトであるウインドウズXPのサポートが終了した。2001年に発売したXPは使い勝手が良くて好評だった。その後継ソフトがVISTA,ウインドウズ7、ウインドウズ8であるがどれも使い勝手が悪くて不人気だった。従ってXPを今も使い続けているパソコンは600万台もあると言う。特に自治体や中小企業の業務用パソコンに多い。
サポートは通常10年で終了するがXPだけは13年に延ばした。ユーザーが喜んで使っているのに、わざわざ劣ったソフトを押し売りするのはおかしい。マイクロソフトとしてはXPを使い続けられると儲からないからサポートを中止するのだろう。家電メーカーが補修部品を長く保有せず、修理費が割高になるので新品に買い替えを勧めるのと同じである。アラジンの石油ストーブのように半世紀以上も設計変更をせず、常に補修部品がある商品とは大違いである。
サポートとはソフトに弱点が見つかれば修正して無償配布する事である。特にサイバー攻撃を受けたりウイルスに感染するのは何処か欠陥があるからである。欠陥を修正するのはメーカーの義務であって期限を切るべきではない。
マイクロソフト日本法人の幹部はサポートが終了するとウイルスに攻撃される比率が21倍になると脅してソフトの買い替えを勧めた。ウインドウズ8を買えば中古パソコン以上に取られる。
最新のOSでも私のようにウイルスにやられるから買い替える必要はないと思う。業務用ならネットに繋げる必要もないから使い続けるべきである。
私から観ると、XPを使っている人が羨ましい。私は毎年のようにパソコンを水漏れで壊して新品に買い替えてきたので、常にマイクロソフトの最新のソフトだった。マイクロソフトさえ消えればOSは無料のソフトの世界になる。既にグーグルなど一部普及している。

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